9月2日(土)〜29日(金)
企画:松竹メディア事業部
協力:松竹株式会社、東京国立近代美術館フィルムセンター
半世紀以上に渡り日本映画界の第一線で活躍してきた国民的女優、倍賞千恵子。この春には、東京・柴又にある「フーテンの寅像」隣に待望の「さくら像」も建てられました。今回はその完成記念として「女優・倍賞千恵子」と題し特集上映を開催いたします。
1941年、東京に生まれた倍賞は、1960年、松竹音楽舞踊学校を首席で卒業、同年松竹歌劇団(SKD)へ入団し、翌年、『斑女』で銀幕デビュー。1963年には、山田洋次監督との出会いとなった主演作『下町の太陽』が大ヒットを記録し、まさに時代を体現する等身大のヒロインとして絶大な支持を受け、一躍スターとなりました。
今回は、シリアスものからドタバタ喜劇まで幅広いジャンルの作品を上映し、『男はつらいよ』の"さくら役"だけに留まらない、映画女優としての倍賞の魅力を存分にお楽しみいただきます。
*すべて倍賞千恵子の出演作です
『斑女』 昭和36年 カラー 監督:中村登 共演:岡田茉莉子、山村聰、芳村真理、佐々木功、沢村貞子
『水溜り』 昭和36年 白黒 監督:井上和男 共演:岡田茉莉子、川津祐介、三上真一郎、清川虹子、西村晃
『雲がちぎれる時』 昭和36年 カラー 監督:五所平之助 共演:佐田啓二、有馬稲子、渡辺文雄、日高澄子、仲代達矢
『あいつばかりが何故もてる』 昭和37年 白黒 監督:酒井欣也 共演:渥美清、松原緑郎、田中春男、三木のり平、清川虹子
『私たちの結婚』 昭和37年 白黒 監督:篠田正浩 共演:牧紀子、東野英治郎、沢村貞子、三上真一郎、木村功
『踊りたい夜』 昭和38年 カラー 監督:井上梅次 共演:水谷良重、鰐淵晴子、吉田輝雄、有島一郎、根上淳
『下町の太陽』 昭和38年 白黒 監督:山田洋次 共演:勝呂誉、早川保、待田京介、武智豊子、水科慶子、東野英治郎
『二十一歳の父』 昭和39年 カラー 監督:中村登 共演:山本圭、勝呂誉、山形勲、宮口精二、高橋幸治
『霧の旗』 昭和40年 白黒 監督:山田洋次 共演:露口茂、滝沢修、逢初夢子、新珠三千代、金子信雄
『横堀川』 昭和41年 カラー 監督:大庭秀雄 共演:中村扇雀、小沢昭一、山口崇、田村高広、浪花千栄子
『愛の讃歌』 昭和42年 カラー 監督:山田洋次 共演:伴淳三郎、有島一郎、中山仁、千秋実、渡辺篤
『喜劇 逆転旅行』 昭和44年 カラー 監督:瀬川昌治 共演:フランキー堺、森田健作、佐藤友美、ミヤコ蝶々、伴淳三郎
『男はつらいよ』 昭和44年 カラー 監督:山田洋次 共演:渥美清、前田吟、森川信、三崎千恵子、笠智衆
『遙かなる山の呼び声』 昭和55年 カラー 監督:山田洋次 共演:高倉健、吉岡秀隆、ハナ肇、鈴木瑞穂、武田鉄矢、渥美清
『離婚しない女』 昭和61年 カラー 監督:神代辰巳 共演:萩原健一、倍賞美津子、夏八木勲、神保美喜、伊武雅刀
『小さいおうち』 平成26年 カラー 監督:山田洋次 共演:松たか子、黒木華、吉岡秀隆、妻夫木聡、片岡孝太郎
このイベントは終了しました
9月6日(水)12:00〜『水溜り』上映後
※舞台挨拶は、上記上映回をご覧になるご入場者がご覧になれます。
※サイン本お渡し会は、当日11:30より劇場受付にて対象書籍の代金を前払いにてお支払い頂き引換券を配布いたします。お渡しは、舞台挨拶終了後(13:50頃)、劇場ロビー特設コーナーにて行います。