8月31日(土)〜9月27日(金)
昨年の好評におこたえし、秋の洋画名作集、第2弾を上映します。昨今、洋画の人気が下火になっています。昨年の映画市場シェアは何と65%対35%で洋画が劣勢です。しかし、洋画はそもそも選ばれて日本に上陸してきた作品です。そして、今回上映される作品は、さらに映画史と市場で勝ち残った作品たちです。面白いにきまっています。洋画は世界に開いた窓であり、そこには日常では出会うことも、触れることもできない世界があり、何回見ても新たな発見があります。邦画では味わえない映画の醍醐味を思いっきり楽しんでください。
―――掛尾良夫(「キネマ旬報」元編集長)
『シベールの日曜日』 1962 モノクロ 監督:セルジュ・ブールギニョン 出演:ハーディ・クリューガー
『荒野の用心棒』 1964 カラー 監督:セルジオ・レオーネ(ボブ・ロバートソン名義) 出演:クリント・イーストウッド
『昼下りの情事』 1957 モノクロ 監督:ビリー・ワイルダー 出演:オードリー・ヘップバーン、ゲイリー・クーパー
『007/危機一発』(1972年再公開時は『007 ロシアより愛をこめて』に改題) 1963 カラー 監督:テレンス・ヤング 出演:ショーン・コネリー、ダニエラ・ビアンキ、ロバート・ショウ
『荒野の七人』 1960 カラー 監督:ジョン・スタージェス 出演:ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン
『情婦』 1957 モノクロ 監督:ビリー・ワイルダー 出演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ
『卒業』 1967 カラー 監督:マイク・ニコルズ 出演:ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス
『夜の大捜査線』 1967 カラー 監督:ノーマン・ジュイソン 出演:シドニー・ポワチエ、ロッド・スタイガー
『華麗なる賭け』 1968 カラー 監督:ノーマン・ジュイソン 出演:スティーヴ・マックイーン、フェイ・ダナウェイ
『ドクトル・ジバゴ』 1965 カラー 監督:デヴィッド・リーン 出演:オマー・シャリフ、ジュリー・クリスティ
『北北西に進路を取れ』 1959 カラー 監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ケイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント
『第三の男』 1949 モノクロ 監督:キャロル・リード 出演:ジョゼフ・コットン、オーソン・ウェルズ
『春のソナタ』 1989 カラー 監督:エリック・ロメール 出演:アンヌ・テイセードル、フロランス・ダレル
『冬物語』 1991 カラー 監督:エリック・ロメール 出演:シャルロット・ヴェリー、フレデリック・ヴァン・デン・ドリーシュ
『夏物語』 1996 カラー 監督:エリック・ロメール 出演:メルヴィル・プポー、アマンダ・ラングレ
『恋の秋』 1998 カラー 監督:エリック・ロメール 出演:マリー・リヴィエール、ベアトリス・ロマン