地上に青い光が降り始めた日から、世界が終わり始めた。光の当たった場所は、ひとも獣も、鳥も木も、土も水も、すべてが青く染まり、動きを止めた。「ぼく」は世界が終る前に「彼女」のもとへと旅立った。二人は再び出会うことができるのか──。大ベストセラー『いま、会いにゆきます』を超える、最高の“愛の物語”の誕生です!
■この本の推薦者 小説家 市川拓司さん
1962年、東京生まれ。2002年『Separation』(アルファポリス)でデビュー。第2作となる『いま、会いにゆきます』('03年2月)から、『恋愛寫眞 もうひとつの物語』('03年5月)、『そのときは彼によろしく』('04年10月)まで、3つの書き下ろし作品を小学館から刊行。'04年から'07年にかけて3作品とも映画化され、単行本と文庫は、累計で250万5000部発行された。