昨年9月と今年2月に開催し大ヒットを記録した「恋する女優 芦川いづみ」シリーズ第三弾です。今回は、この春、当館ロビーでお客様による人気投票を行い、その上位作品を中心に、上映作品を選定いたしました。いまだ色褪せることない芦川の魅力を、スクリーンで存分にお楽しみください。
■芦川いづみ・略歴■1935年東京生まれ。松竹少女歌劇団付属・松竹音楽舞踊学校に所属していた53年、ファッションショーに出演していた姿を映画監督の川島雄三に見出され、同年『東京マダムと大阪夫人』で銀幕デビュー。55年、川島監督の勧めで日活に入社し、川島の代表作『洲崎パラダイス 赤信号』『幕末太陽傳』に出演。その美貌と清楚なイメージで、滝沢英輔監督や西河克己監督らが手掛ける文芸映画にヒロインとして数多く主演し、スター女優の地位を確立した。日本映画全盛の時代に100本を超える映画に出演するも、68年、結婚を機に女優を引退。以後、映画・テレビ等のメディアには一切登場していない。
*すべて芦川いづみの出演作です。
『硝子のジョニー 野獣のように見えて』 昭和37年 カラー 監督:蔵原惟繕 共演:宍戸錠、アイ・ジョージ、平田大三郎、南田洋子、武智豊子
『あした晴れるか』 昭和35年 白黒 監督:中平康 共演:石原裕次郎、渡辺美佐子、中原早苗、東野英治郎、宮城千賀子
『男と男の生きる街』 昭和36年 カラー 監督:舛田利雄 共演:石原裕次郎、大坂志郎、南田洋子、渡辺美佐子、加藤武
『お転婆三人姉妹 踊る太陽』 昭和31年 白黒 監督:井上梅次 共演:轟夕起子、ペギー葉山、浅丘ルリ子、フランキー堺、石原裕次郎 *デジタル上映
『乳母車』 昭和31年 白黒 監督:田坂具隆 共演:石原裕次郎、新珠三千代、宇野重吉、山根寿子、青山恭二
『あいつと私』 昭和36年 カラー 監督:中平康 共演:石原裕次郎、中原早苗、宮口精二、吉永小百合、笹森礼子
『いのちの朝』 昭和36年 白黒 監督:阿部豊 共演:宇野重吉、高野由美、内藤武敏、佐野浅夫、小園蓉子 *デジタル上映
『白い夏』 昭和32年 白黒 監督:斎藤武市 共演:青山恭二、中原早苗、高友子、近藤宏、柳谷寛 *デジタル上映
『風船』 昭和31年 白黒 監督:川島雄三 共演:森雅之、三橋達也、北原三枝、左幸子、新珠三千代 *デジタル上映
『陽のあたる坂道』 昭和33年 白黒 監督:田坂具隆 共演:石原裕次郎、北原三枝、川地民夫、小高雄二、轟夕起子
『その人は遠く』 昭和38年 白黒 監督:堀池清 共演:山内賢、和泉雅子、小夜福子、信欣三、下元勉 *デジタル上映
『洲崎パラダイス 赤信号』 昭和31年 白黒 監督:川島雄三 共演:新珠三千代、三橋達也、轟夕起子、河津清三郎、小沢昭一
3月26日から4月22日の期間、当館ロビーにて実施いたしました人気投票は、下記のような結果となりました。投票いただいた皆さま、ご参加ありがとうございました。
1位 『あした晴れるか』
2位 『硝子のジョニー 野獣のように見えて』
3位 『乳母車』
次点 『陽のあたる坂道』『風船』『あいつと私』
このイベントは終了しました
特集初回ご来場の際に、1作品鑑賞毎にスタンプを押印する「スタンプラリーカード」をお配りします。
<特典1>特集の上映作品・12作品をすべて鑑賞した方(スタンプが全てたまった方)には、もれなく招待券(有効期限:6ヵ月)1枚と、特集ポスター、完全制覇証明書を進呈します。
<特典2>さらに、その中から抽選で10名様に芦川いづみさんご本人のサイン入りプロマイドをプレゼントいたします。
応募方法*特集終了後1週間以内に、劇場ロビーに設置するアンケートボックスに、必要事項をご記入いただいた押印済みのカードを入れてください
*「スタンプラリーカード」の配布は、特集一週目最終日の初回入場時までとさせていただきます
*詳しくは「スタンプラリーカード」にある注意事項をお読みください