嵐山光三郎・著「漂流怪人・きだみのる」刊行記念
きだみのるの評伝、「漂流怪人・きだみのる」(嵐山光三郎・著、小学館刊)の出版を記念しまして、映画の上映と著者トークショーを開催します。
2016年3月4日(金)19時15分スタート
*トークショーの後に映画上映があります
★前売券でチケットは完売いたしました。当日券の販売はございません。
ご了承ください。
*開場は開演10分前を予定しております
*販売後の変更、取り消しはできません
*特別興行につき、ポイントカード押印の対象外です
*ポイントカード招待券、割引優待券、各種サービスデー割引はご利用いただけません
◆前売券/チケットぴあのみの販売となります。劇場窓口での販売はありません。
◆チケットぴあ
《1》インターネット購入:チケットぴあ→
《2》直接購入:チケットぴあ店舗、セブン‐イレブン、サークル Kサンクス
《3》電話予約:tel 0570-02-9999 24時間受付(但し、メンテナンス時間を除く)
◆当日券/劇場窓口のみの販売となります。
■解説■大都会東京からわずか十三里半の地に"気違い部落"がある。貧乏な中で色と慾をむき出しにした農民生活が"気違い沙汰"にみえるので人々はこう呼んでいる。二人の親方を中心にこの集落は統一されている。親方の権力は絶対で、集落の掟は国の法律より優先することもある。子分の鉄次(伊藤雄之助)はある事件をきっかけに窮地に追い込まれる。しかし、この集落の生活を笑う、表面をきれいに飾って外来の流行を追うのに忙しい都会人こそ"気違い"という名があてはまるのではないか――。公開当時のポスターには「痛烈な諷刺と笑い!日本人全部に通じる皮肉とおかしみ!」とある。巨匠渋谷実監督の野心作。
S32('57)/松竹大船/白黒/スタンダート/2時間14分
■監督:渋谷実■原作:きだみのる■脚本:菊島隆三■撮影:長岡博之■音楽:黛敏郎■美術:浜田辰雄■出演:伊藤雄之助、淡島千景、水野久美、山形勲、藤原釜足、清川虹子、三好栄子、伴淳三郎、森繁久弥
*本作では表題を含めて、現在一般的に用いられない表現が使用されていますが、製作された当時の社会的認識によるものです。作品を当時のまま再現するため、そのまま上映いたしますことをご理解ください。
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