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2016.3.22

いよいよ、桜開花! 「京都写真」の第一人者がとっておきの撮影スポット、教えます! 『京都 桜めぐり、水辺歩き』

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いよいよ、桜開花! 「京都写真」の第一人者がとっておきの撮影スポット、教えます! 『京都 桜めぐり、水辺歩き』

 「京都では「比良八講荒れじまい」といわれるように、3月26日に琵琶湖で行われる法要の頃、冬の最後の季節風が吹き終わると、本格的な春がやってくる。

 

 この時期、出会う人ごとに、挨拶の次に「何処其処(どこそこ)の桜は咲きましたやろか」と花の噂をする。数日後には「何処の花見をしやはりましたか」と続く。それほど京都では日々季節を意識した生活を送っているのだ。

 

 梅から椿、枝垂れからじっくり味わえる多種の桜、牡丹、藤と次々に咲く春の花々、みずみずしい新緑が目にしみる青もみじ、雨の日だからこそ味わえるしっとりした幽玄世界。

 

 茹だるような暑さの夏だって、この街の水辺の魅力を発見したら、散歩がしたくなる。

 

 移ろいゆく季節のひだに宿る小さな出来事の、ひとつひとつを慈しみ重ね合わせて、自然と共に生きる暮らし、それは京都を訪れる人々を興趣尽きない文化の旅路へと誘うだろう。京都の風景の中には、人の想いが込められている。」

「著者まえがき」より

 

 西陣に生まれ、町家に暮らし、京都を撮り続けて45年。「京都写真」の第一人者・水野克比古が、花の絶景から路地裏風情まで、とっておきの撮影スポットを紹介!

 

 朝夕の時間帯にも知っておきたいシャッターチャンスがいっぱい!

 

 写真家ならではの視点で案内する、この街の尽きせぬ魅力とは?

 

 京都の人々の伝統的な暮らしぶりを、美しい写真と情緒豊かなエッセイで綴った、誰もが心ひかれる街・京都へ、新しい美の発見をしに出かけたくなる一冊。

 

 

「京都じゅうの寺社仏閣、あの道この道に、今どんな花が見ごろなのか――それがすべて頭に入っている、恐るべし水野克比古先生に、4月から8月のテーマ別2泊3日「おすすめ散歩コース」もアドバイスしていただきました。旅のヒントは巻末に、必見です!

★ 西陣には町家を昔ながらの形に復元した水野克比古フォトスペース「町家写真館」があります(事前予約制・入場無料)。坪庭もあるすてきな空間で、水野さんの作品プリントを鑑賞できます。ぜひお立ち寄りください。[問]075-431-5500」(担当編集)

 

『写真家の散歩みちー春夏編

京都 桜めぐり、水辺歩き』

著・写真・文/水野克比古

 

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