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2016.9.16

ホームページ、カタログ、チラシ・・・マンションの「欠陥」を見抜けるのはどれ? 『モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」をつかみやすい』

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キーワード: マンション 稲葉なおと リビング 住宅問題 杭偽装事件 不動産

ホームページ、カタログ、チラシ・・・マンションの「欠陥」を見抜けるのはどれ? 『モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」をつかみやすい』

「機械式駐車場」「ペット飼育」「緑豊かな環境」・・・住みはじめてから気づく欠点とは?

 

【問題1 つぎのうち、マンションの「欠陥」を簡単に見抜けるのはどれ?

物件ホームページ

カタログ

折り込みチラシ

 

【問題2 つぎのうち、どちらが欠陥的な間取り?

共用廊下に接して窓がある間取り

共用廊下に接する窓がひとつもない間取り

 

 本書のタイトル『モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」をつかみやすい』。なぜ、じっくり見る人ほど? と疑問に感じた方も多いでしょう。それにはこんな理由があるんです。

 

‹‹モデルルーム訪問の一番の目的とは本来、欠陥を見抜くうえで必須の、その"重要なもの"を手に入れることにあります。モデルルームをただじっくり見ていたのでは、いつまでたっても将来のトラブルの種は見えてこないのに、その大切なものがなにかさえ認識してない人たちは、もらおうともしません。その結果、住み始めてから間もなく、大きなトラブルへと成長した欠陥に悩まされることになるのです。

 まさに、モデルルームをじっくり見るだけで安心してしまう人ほど、欠陥マンションをつかみやすいのです››

 

 欠陥マンションといっても、「工事」「間取り」「共用施設」など建物の欠陥だけでもさまざまです。さらに、「機械式駐車場」「駐輪場」「ペット飼育」「緑豊かな環境」「修繕積立金」「コンシェルジュ」など、じっさいに住みはじめてから気づく「欠陥」も多いのです。

 

 著者の稲葉なおと氏は、一級建築士として分譲マンション、ビルの企画・設計を数多く手がけ、「こんなマンションに騙されるな」などの著書があるいっぽう、これまでに400軒を超える国内外の宿泊施設や大型客船に宿泊・取材し、「まだ見ぬホテルへ」で紀行作家デビューするなど、人がすごす空間をテーマにした著書を発表し続けています。

 稲葉氏が本書を執筆するきっかけになったのは、2015年に横浜で起きた杭偽装事件です。

 

‹‹事件発覚当初は「欠陥マンション」について、数多くのメディアで特集が組まれました。しかしそこで取り上げられたのは、現在のマンションが抱える数多くの欠陥の中のごくごく一部でしかなく、他の欠点について議論が広がるどころか、月日を追うごとに世間の関心は薄れていってしまいました。

 であれば今こそ、あるべきマンションとはどのようなものなのか、読者の方々とともに考えてみたい。そう思ったのです››

 

 本書では、モデルルームをじっくり見ているだけではわからない、

「"重要なもの"=欠陥を簡単に見抜く方法」を紹介!

 巧妙に欠陥を隠す不動産会社にだまされないためにはどうすればいいのか?

 また、すでに住んでいるマンションではどうすればいいのか? 

 その対処法も解説します。

 

 これからマンションを買う人、

 すでにマンションを買って住んでいる人、

 もちろん、賃貸する人にとっても

 問題の芽を摘むのに役立つ、すべてのマンション住民必読の書です。

 

 ちなみに、冒頭の

【問題1】の答えは、のどれも有効!

【問題2】の答えは、 

 詳細はモデルルームで手に入れるべき"重要なもの"とともに、本書でぜひ!!

 

『モデルルームをじっくり見る人ほど「欠陥マンション」をつかみやすい』

著/稲葉なおと

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