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2017.5.26

これが「安全な景色」だ。防犯のスペシャリストが世界を駆けめぐり撮影した『写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり』

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キーワード: 防犯 旅行 トラベル

これが「安全な景色」だ。防犯のスペシャリストが世界を駆けめぐり撮影した『写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり』

遺跡や街に見られる防犯の知恵を結集!

日本人で初めてイギリス・ケンブリッジ大学大学院で犯罪学を学んだ

防犯のスペシャリスト・小宮信夫氏。

小宮氏は「日本の防犯常識は世界の非常識」だと警告し、

"人"に注目する「犯罪原因論」ではなく、

"場所"に注目する「犯罪機会論」に切り替えていく必要性があると

強く訴え続けています。

 

小宮氏が提唱する世界標準の「犯罪機会論」とは・・・

「犯罪は犯行の動機があるだけでは起こらず、

動機を抱えた人が犯罪の機会(チャンス)に出合ったときに初めて起こる」

というもの。

 

「犯罪機会論」については、これまでにも

自著「子どもは『この場所』で襲われる』などで紹介してきましたが、

「なぜこの場所で犯罪が起きたのか」の説明と、

使った写真も事件現場のものでした。

そのため読者から

「では、どういう場所なら犯罪が起きないのか」

という声が寄せられました。

しかし、犯罪機会論が普及していない日本では、

モデルとなるような場所はなかなか見つかりません。

そこで、小宮氏みずからカメラ片手に五大陸92か国を7年かけて歩きまわり、

「安全な景色」を切り取ってまとめたのが本書です。

 

世界92か国の遺跡や街並みを徹底分析した、

世界初のオールカラー「防犯写真集」。

機会をうかがう犯罪者が

「心理的・物理的に犯罪をやりにくい条件とは」

という目線で、世界遺産、住宅や道路、学校や公園、駅やトイレなどを調査しました。

世界を駆けめぐり撮影した「安全な景色」の美しい写真とともに、

「被害を防ぐ具体的方法」を徹底解説!

「敵から身を守るには、城や都市をどう築くべきか」

ニューヨークの地下鉄から万里の長城、マチュピチュまで、

温故知新の知恵と工夫に感心しきり。

現代建築や地域安全のテキストとしてはもちろん、

行き先々で安全に過ごすための「旅の友」としてもオススメの一冊。

また、歴史やアート、映画や小説の「もうひとつの楽しみ方」も教えてくれます。

さらに、社会安全の向上に尽くしてきた、

国松孝次・元警察庁長官の推薦文も必読です。

 

‹‹このところ、全国各地で、官民の協働による

「防犯まちづくり」運動が盛り上がりを見せ、

また、「犯罪予防に資する環境設計」の重要性が

説かれるようになってきているのは、

こうした問題意識の高まりを反映しているものと言えよう。

「犯罪機会論」は、まさに、そうした運動に理論的な根拠を与える、

実務に直結した有効な学説である››

(元警察庁長官 国松孝次)

 

『写真でわかる世界の防犯 遺跡・デザイン・まちづくり』 著/小宮信夫

 

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