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2017.5.12

【5月の小学館文庫から-小説編】人気シリーズ日本初上陸! ゴルゴ、十津川、鬼平も。

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【5月の小学館文庫から-小説編】人気シリーズ日本初上陸! ゴルゴ、十津川、鬼平も。

今、北欧ミステリーがヤバい!

新人警察官アリ=ソウルの赴任先は、

アイスランド北端の小さな町・シグルフィヨルズル。

恋人を置いてたどり着いた町は、

閉鎖的だが「ここらじゃどうせ何も起きない」と上司は言った。

だが着任から2か月後のある日、

町の劇場で老作家の死体が発見される。

上司は事故で処理しようとするが、

アリ=ソウルは遺体の状況から他殺を疑う。

さらに雪の中で半裸の女性が瀕死の状態で発見されて・・・。

捜査を進めるアリ=ソウルの耳に、

住民の不穏な過去ばかりが届き始める。

町の外へ通じる唯一の道は雪崩で塞がっている。

犯人は町の中にいる!

 

亡き北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルのエージェントが仕掛けた超大型新人、

ラグナル・ヨナソンの〈ダーク・アイスランド・クライムシリーズ〉第1弾!

翻訳は「特捜部Q」シリーズで知られる吉田薫。

はかなさ、哀しさ、やるせなさが止まない雪のように降ってくる。

謎めいた物語に仕組まれた真実とは?

世界14か国で翻訳された人気シリーズが、ついに日本に初上陸!

『雪盲 SNOW BLIND』 著/ラグナル・ヨナソン  訳/吉田薫

 

絶好調第2弾! 人足寄場が舞台の書き下ろし時代小説。

「千野隆司の鬼平なら読んでみたい!そんな思いに駆られて

  ページを開くと、やはり期待通りの傑作だった」(縄田一男)

小塚原刑場で、盗賊乙兵衛と捨十、鉦七の情婦お駒の処刑が行なわれた。

逃げ延びた首領鉦七は、平之助と人足寄場に入った癸助への復讐を誓う。

その頃、江戸の町を嵐が襲った。人足寄場では、土嚢を積み準備していたが、

高潮と強風で甚大な被害を被った。一部の人足は、三日間の解き放ちで

命を掛けて船で江戸に戻ったが、そこには癸助と辰次郎もいた。運良く生き残った二人。

癸助はお久邇の店で働いている妹のトミの行方を捜した。

さきに遺体の上がった人足の葬儀が寄場で行なわれたが、

駆けつけてきたのが病身の長谷川平蔵だった。

平之助は、伯父の長谷川平蔵に意見に従い、

人足寄場復興のために町年寄の三家を回って資金を獲得しようとする。

お久邇、左吉と一緒にクニが寺に避難しているのを知って

訪ねて行った癸助と辰次郎だったが、

襲われ腹を刺された癸助は、辰次郎の知り合いの所に身を寄せる。

そして、トミが男にさらわれた。

調べをすすめる平之助は、トミの居場所を突き止め、

今度こそ鉦七を捕まえようとするのだが。

渾身の時代小説シリーズ第2弾! 

『長谷川平蔵人足寄場平之助事件帖2 決意』 著/千野隆司

 

「ゴルゴ13」を直木賞作家・船戸与一が描く!

「ゴルゴ13の脚本担当として、彼ほどの適任者は

 なかったのではないだろうか」(作家・志水辰夫)

冷戦時代、米ソは極秘に生物化学兵器を共同開発していた。

「死霊の泉」と呼ばれたその物質は、きわめて高い殺傷能力を持ち、解毒方法もない。

両国の元工作員は、この事実の隠蔽を画策。

大量に貯蔵されているこの猛毒を証拠もろとも消し去るため、

最高のプロフェッショナルを送り込む。

依頼を受けたゴルゴ13は、パラオ共和国の無人島、コロール島に姿を見せる。

だがそこには、ゴルゴとほぼ同じ足取りで秘密工場への侵入をもくろむ、もうひとりのプロがいた。

日本兵の魂が眠る孤島でプロ中のプロが対峙したとき、予期せぬドラマが生まれる・・・。

 

直木賞作家・船戸与一が、劇画最高峰「ゴルゴ13」を描いた、最強のエンターテインメント!

作家デビュー前、外浦吾郎の筆名で脚本にたずさわった「ゴルゴ13」作品の中から、

選りすぐりの3話をみずから小説化! その第1話をお送りします。

また、船戸与一氏と同じく「日本冒険小説協会大賞」を

複数回受賞した作家・志水辰夫氏による解説も、必読です!!

稀代の名勝負と賞されたクライマックス、ぜひご一読ください!

『ゴルゴ13ノベルズ1 落日の死影』 著/船戸与一  原案/さいとう・たかを 

 

 

十津川、京へ飛ぶ!

同棲中の谷村有子と葛西信は、売れない役者同士。

ある日有子は、渋谷で自動車運転免許証を偶然拾った。

それは、今人気の女優新藤美由紀のものだった。

免許証に記された新藤美由紀の本名は、同じ読みで名前が一字違いの「谷村侑子」。

免停中の谷村は、その免許証を使って運転し警察に捕まるが、

新藤の計らいで罪に問われることもなく済んだ。

プロデューサーの推薦により、谷村と葛西の二人に夫婦役での

連続テレビドラマ出演が決まって、ロケ地の京都宇治に向かった。

しかし、宇治川の清流沿いに走る京阪宇治線での撮影初日に、

有子とドラマスタッフが失踪し、殺害されてしまったのだ。

東京では、大物政治家白石幸次郎が爆殺される。

十津川警部が調べを進めるうちに、無関係にみえるふたつの事件を

結ぶ接点が浮かび上がってきた。そして、さらなる被害者が!

事件は、迷宮のシナリオを演出しようとする犯人の勝利に終わるのか。

十津川の推理が導き出した犯人とは・・・

ロケ中の殺人と大臣の死にどんな接点があるのか!?

手に汗握る長編トラベルミステリー。

『十津川警部 犯人は京阪宇治線に乗った』 著/西村京太郎

 

★こちらもオススメ!

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