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2017.5.24

サッカー漫画不朽の名作『ホイッスル!』から15年――樋口大輔が描く新たなサッカー伝説『ホイッスル!W』とは!?

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サッカー漫画不朽の名作『ホイッスル!』から15年――樋口大輔が描く新たなサッカー伝説『ホイッスル!W』とは!?

『ホイッスル!W』は、2016年より小学館のWEBマンガサイト「裏サンデー」に連載されている樋口大輔によるサッカー漫画。

 

裕福な家庭に育ち、有名サッカー選手を父親に持つ勝ち気な少年・天城煌牙(てんじょう・こうが)。つらい過去を持ち、心を閉ざしているクールな少年・黒瀬拓海(くろせ・たくみ)。二人の少年が出会った時、新たなるサッカー物語が開幕する!!

 

1998年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載されていた『ホイッスル!』。単行本全24巻で累計1000万部を超え、2002年にはアニメ化もした超ヒット作なので、かつて夢中になって読んでいた人も多いのではないでしょうか。

 

この『ホイッスル!W』は、かつての『ホイッスル!』の主人公・風祭のライバル的存在だった天城の息子・天城煌牙が主人公の一人です(余談ですが、風祭は天城の妹と結婚したので、今回の主人公のおじさんになります)。もう一人の主人公は、技術はあるのに心を閉ざし、サッカーをやりたがらない黒瀬拓海。

 

サッカーに興味はあるけど、父親がプロサッカー選手で、祖父がサッカー嫌いで…と複雑な感情を持つ天城が、黒瀬と出会い、サッカー熱が高まっていきます。それとともに、黒瀬のサッカーへのトラウマがどう解消されていくか…まったく違う性格の主人公二人が、それぞれに影響し合って成長していきそうな様子は、今後を期待させてくれます。

 

 

   黒瀬に簡単に抜かれてしまう天城

(注:この時、二人は同じチームです)

 

天城と黒瀬の成長を描いていく今作は『ホイッスル!』の続編ではありません。しかし、“ちゃんとした”サッカーができない天城が努力していく姿は、名門中学から来たという期待に応えるために努力を重ねた前作の主人公・風祭を思い出さずにいられません。また、天城らが通う小学校が、その“名門校”であるところの「武蔵森学園初等部」であるところなど、ちょっとしたリンクは、オールドファンをニヤリとさせてくれます。

 

昔からの『ホイッスル!』のファンも、今作を初めて読まれる方にも、どちらにも楽しめる作品です。

 

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 小学館のWEBマンガサイト「裏サンデー」

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