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2017.12.14
角野卓造69歳、初エッセイ! 群れない。媚びない。断捨離しない。ひとりを楽しむ角野流「大人の生き方」とは。『万事正解』
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キーワード: テレビ エンタメ 舞台 エッセイ 居酒屋 グルメ 夫婦 終活
舞台引退を機に、ふと立ち止まり、人生についてふり返る。
実力派俳優として活躍する角野卓造さんが舞台を引退。
最後の舞台は2017年12月25日~28日に新宿・紀伊國屋ホールで行われる、盟友・佐藤B作さんが主宰の劇団・東京ヴォードヴィルショーの「田母神家の一族」。
劇作家・三谷幸喜さんが書いた同劇団の創立40周年記念興行です。
‹‹舞台上で、虚血性脳貧血になった。しかも都合、三回。虚血性脳貧血とは、脳梗塞に似た症状で、一瞬、記憶が飛ぶ。これが、舞台をやっている最中に出た。テンションがあがって気持ちよくやっている時に、スーッと意識が遠のいたのだ。››(はじめにより)
「役者として、舞台で迷惑をかけることはあってはならない」という責任感と、以前からぼんやりと考えていた「いい時に舞台に終止符を打っておきたい」という思いからの決断。
本書は、69歳にしての初エッセイで、角野流「大人の生き方」がさりげなく、ちりばめられています。
‹‹世間では、「渡る世間は鬼ばかり」の「小島勇」の役の通りの、妻と姑にはさまれた中間管理職のような男を想像されているかもしれない。お人好しのおじさん。好々爺(こうこうや)。だが実際は、そうではない。胸を張って言うことでもないが、私は好き勝手にわが道を生きてきた。世間の基準からしたら、随分ずれているかもしれない。
周囲から「その生き方が面白い」と言われた。そうこうしているうちに、こうした本を出す羽目に陥ってしまったのだが、ここに記したのは、私の好き勝手に生きた半生であり、つらつらと考えたことだ。››(はじめにより)
群れない。
媚びない。
断捨離しない。
ひとり居酒屋、ひとり旅・・・・・・気ままに自分だけの「至福の時間」を謳歌する。
角野流、心地いい居酒屋の見分け方、夫婦のあり方、仕事の楽しみ方、そして人生の終い方とは?
熟年層の気になるテーマに向き合った、迷えるオヤジ世代必読の一冊です。
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