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2018.2.14
世界に向けて「人種平等」を初めて訴えた日本は欧米から嫌われた?『東京裁判をゼロからやり直す』
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A級戦犯処刑から70年、「日本軍=悪」の洗脳を解け!
今から70年前の1948年11月、極東国際軍事裁判、いわゆる「東京裁判」の判決がくだり、翌月にはA級戦犯7人が処刑されました。
戦勝国が敗戦国を一方的に裁くという「裁判の名を借りた復讐劇」。
この裁判で裁かれた人々はまったくの冤罪だったのです。
アメリカ代表の弁護士ケント・ギルバート・レヴィン氏と、軍事ジャーナリストとして大東亜戦争の真実を伝えようとする井上和彦氏が、ゼロから〝東京裁判史観〟を徹底検証します!!
「知らずや東京裁判は日本人にすっかり浸透していしまっているようだ。単語だけならまだしも、厄介なのが、東京裁判史観が日本人の精神を蝕み、これが戦後の外交や安全保障政策に負の影響を及ぼしてしまっていることである。
東京裁判と並行して実施されたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による日本占領政策は、日本にすべての戦争責任を負わせ、日本人に拭い去れない贖罪意識を植え込むWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)と呼ばれる洗脳政策を徹底して行うことだった。
これによって日本人は思考回路が完全に狂わされ、外交において日本が堂々と他国と渡り合えなくなり、さらに安全保障面では目も当てられないほど萎縮して自国を守ることすら他国の顔色を見るようになった始末である」(井上氏)
「東京裁判以前も、人道に対する罪という概念はあったんです。ナチスのユダヤ人虐殺なんてまさにそれに相当しますね。だけど、日本軍はそんな行為はほとんどやっていない。それにもかかわらず、ニュルンベルク裁判の論理を無理やり当てはめようとしたので、〝平和に対する罪〟というものを新たに創り出さなければならなかった。
だけど、〝平和〟って何ですか。そもそも〝平和〟という言葉には法的な定義がないのに、それに対する罪を裁くというのです。私はいまだに〝平和に対する罪〟とは何を指すのかわからない。
しかも、これって〝事後法で裁く(事後に定めた法令によって、遡って裁く)〟ということで、弁護士として言わせてもらえば、法治の大原則を欺いたもので絶対に許せない。これを認めたら、誰でも罪人にできてしまう。
東京裁判の判事を務めたインド人のラダ・ビノート・パール判事も、国際法でも慣習法でもない事後法で裁いた東京裁判は、戦勝国が敗戦国に加えた復讐のためのリンチで、被告は全員無罪だと言っていますが、まったくその通りだと思います」(ケント氏)
これまで日本では、東京裁判及びその判決は絶対正義と言われ、異を唱えることがタブー視されてきましたが、A級戦犯の処刑から70年の節目に、その殻を打ち破ります。
東京裁判以外にも、下記のようなテーマから「反日自虐史観」を完全論破!
・日本を戦争に追い込んだのは誰だ?
・東条英機は戦争を止めたかった?
・世界に向けて〝人種平等〟を訴えたから、日本は白人に嫌われた?
・日本軍=悪というレッテルはどこで作られたのか?
・南京大虐殺の真相とは?
・ソ連に占領されたらどうなっていた?
・原爆投下は必要だったのか?
「日本の新聞やテレビはいまだにGHQによる洗脳の呪縛に囚われている」というケント氏。
日本人が知るべき、本当の歴史がここにある!
「対談の名を借りた共同研究」と言うべき本格歴史読み物です。
小学館新書
著/ケント・ギルバート 著/井上和彦
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