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2018.5.27

サッカー日本代表・岡崎慎司はこの思考法で生き残ってきた!『岡崎慎司 悩む男。』

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サッカー日本代表・岡崎慎司はこの思考法で生き残ってきた!『岡崎慎司 悩む男。』

「質のよい悩みと考えが、がんばりの成果を変える」

ヴァヒド・ハリルホジッチ前監督の電撃解任によって就任した西野朗監督による今月30日に行われるキリンチャレンジカップ2018のガーナ戦に挑む27名の日本代表メンバーが先日、発表された。

そこには、右足首負傷中の岡崎慎司選手の名前があった。

昨年9月に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選のサウジアラビア戦以来の選出。

ケガをしているのにもかかわらず招集されたのは、「運動量が多いだけではなく、常に2つ、3つ先のプレーに対する彼の貢献、献身は絶対にチームに欠かせない。総合的に替えがない」という監督の大きな期待からだ。

 

岡崎選手のプロとしてのキャリアは最初から華々しかったわけではない。

Jリーグの清水エスパルスに加入した当時は、レギュラーの座をつかめず、3年目にようやく出場機会が増えた。

Jリーグに6年在籍後、ドイツ・ブンデスリーガに移籍。

シュトゥットガルト→マインツと渡り歩き、マインツでの2013-14シーズンはリーグ戦15ゴール、2014-15シーズンはリーグ戦12ゴールと大活躍!

2015年には世界最高峰イングランド・プレミアリーグのレスター・シティに移籍し、クラブ初のプレミアリーグ優勝に貢献した。

日本代表では、チームの中核を担い、国際Aマッチ111試合出場50ゴールという驚異的な記録を樹立!

 

岡崎選手がここまで進化できた理由はなんなのか。

強豪ひしめくリーグのなかで生き残ってきた秘訣は?

ボールを必死に追いかける泥臭い姿とは裏腹に、プレー中も、ピッチを離れても、悩み考え続けてきた、と彼はいう。

 

‹‹Jリーグ、ブンデスリーガ、プレミアリーグという僕の歩みは、「ステップアップ」と呼べるかもしれない。しかし、階段をトントン拍子に上ってきたわけじゃない。

課題はいつもある。

僕は常に自分の課題を探しているがそれに加えて、監督やチームメイト、状況などが僕が気づかなかった新たな課題を突きつけてくる。そうして僕は悩み、考える。

多くの人が悩むことと考えることは同じだというけれど、僕にとっては別の段階だ。

僕はどうすればこの状況を打開できるかとまずは悩み、それから考える。

「悩んで考える」という感じだ。

現状を理解し、納得するまでが悩む時間なのかもしれない。

過去のキャリアや自分の考えに縛られず、今の最善を探す。思考も日々アップデートしている。そして、答えを導き出すために考える。考えつくす。だから後悔もしない。

答えを出さなければ、前には進めないから。››(本書「まえがきにかえて――悩んで考える」より)

 

大きな壁と対峙する度、「悩み考える」ことで、自分のなかに「論理的な答え」を探してきた岡崎選手。

本書では岡崎選手が悩んで考えた末に導き出した「思考のかけら」を、エピソードとともに初めて明かす。

サッカー好き、スポーツ指導者はもちろん、社会人にも共感できるエピソードを、81のキーワードとともに紹介!

彼の頭の中はプレースタイルと同じく、ただただひたむきだ。

どんな逆境に追い込まれても折れないフットボーラーの「思考の備忘録」を詰め込んだ渾身の一冊!!

今、あなたが悩んでいることへの解決のヒントがここにある!

 

『岡崎慎司 悩む男。』

著/岡崎慎司

 

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