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2018.11.21

パックンが指摘する日本と日本人の不思議なところ『「日本バイアス」を外せ!世界一幸せな国になるための緊急提案15』

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パックンが指摘する日本と日本人の不思議なところ『「日本バイアス」を外せ!世界一幸せな国になるための緊急提案15』

「原発」「少子化」「基地」「年金」「北方領土」・・・・・・

2時間で世界から見た「日本の問題」が理解できる!

アメリカ出身で日本に長く暮らすパックンことパトリック・ハーラン。

いまや芸人の枠を超え、司会やコメンテーターとしても活躍。

東京工業大学では非常勤講師としてコミュニケーションや国際関係についての講義を行っています。

 

「アメリカの大学を卒業して日本に来た僕は、この国の素晴らしさに惹かれて住みつきました。そしてお笑い芸人になり、日本人の女性と結婚し、2人の子どもが生まれました。彼らは今、小学生です。僕は日本の国籍は持っていませんが、日本に家を買って、子どもを日本で学校に通わせています。もっといえば、日本に骨を埋める確率はほぼ100%!

だから、日本の将来は僕の将来。日本の抱える問題は他人事ではありません」

 

パックンは現在の日本の状態を、茹でガエルならぬ「平和ガエル」と命名。

「少子高齢化」「年金」「国防」「原発」「基地問題」「移民」・・・・・・この国を愛するからこそ考えたいこれらの課題について、日本人の未来に直接関わる問題であるにも関わらず、人任せにしていていいの?

今からでもいいから国の行き先を議論しよう!と呼びかけます。

 

議論をはじめるにあたって鍵になるのは、自分の中にある「バイアス」に気づくこと。

「バイアス」とは、偏ったものの見方や、誤解や偏見にも繋がりかねない先入観・思い込みのことです。

まずはあなたの「バイアス」を見つけてみましょう!

 

Q ある親子が車に乗っていて事故に遭ってしまいました。

残念ながら父親はなくなり、男の子は大ケガをして病院に運ばれました。

幸い、その病院には素晴らしいキャリアを持つ有名な外科医がいます。

しかし、オペ室に運ばれてきたその子を見た瞬間、外科医は「オペはできない!なぜなら我が子だから」と言いました。

どういうこと??

・・・・・・答えは本書の中にあります。

 

誰にでも「バイアス」はかかっており、そんな思考ぐせを外すことは簡単ではないが、「事実」をひたすらチェックし、その「事実」をまず疑ってみることが、「バイアス外し」の第一歩になります。

 

「自分自身の環境や経験、性格に付随するバイアス。それから日本の教育や政治、メディアなどに見え隠れするバイアス。そのどちらにも気をつければ、もっと幅広い議論や、より適切な結論が期待できるのはないでしょうか。それこそが本書で目指すものです」

 

著者は、ずっと日本に生きている私たちは気づかない、思わぬ「日本バイアス」を鋭く指摘しつつ、問題解決への提案をしていきます。

 

ジャーナリスト池上彰氏による解説文つき。

 

‹‹日本で生まれ、日本で育つと、自分が「日本バイアス」を持っていることに気づきにくくなります。日本の外から見てこそ、見えてくるものがあるのです。本書は、そんな彼の思いが詰まっています。パックンの指摘を受けることで、日本と日本人の不思議なところも見えてきます。笑うところなのかどうか判断に悩むパックンのジョークと共に。

英語ばかりでなく日本語も上手なパックンの指摘をたっぷりお楽しみください。››(「日本人の心を持った外部の目――解説に変えて」より)

 

〈目次〉

第1の課題  日本の少子化問題、待ったなし!

第2の課題  日本は移民を受け入れる?

第3の課題  AI革命とどう向き合うか

第4の課題  日本の教育制度は変えられるか

第5の課題  「国際人」を育てるべきか

第6の課題  選挙に行かない?

第7の課題  年金、ピンチ!

第8の課題  いつまで他人事? 沖縄・基地問題

第9の課題  北方領土、いつ還る?

第10の課題  消えない「差別」

第11の課題  進まない地方創生

第12の課題  原発は欠かせないエネルギー源か

第13の課題  テロ対策は万全か

第14の課題  日本の国力は回復する?

第15の課題  世界に示す日本の役割

 

『「日本バイアス」を外せ!

世界一幸せな国になるための緊急提案15』

著/パトリック・ハーラン

 

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