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2019.5.27
若さの秘訣は〝耳〟にあった!『あぶない! 聞こえの悪さがボケの始まり』
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〝耳〟医療の第一人者が教える難聴予防に役立つ生活習慣
スマホの普及とイヤホン使用により、若者でも難聴が急増している昨今。
全世界で難聴(および予備軍)は11億人に達するともいわれるなか、日本でも耳の病に苦しむ人は年々増え続けています。
とくに加齢とともに音が聞こえにくくなる老人性難聴は、認知症と深くかかわっており、放っておくと、認知症のリスクが高まるのです。
川越耳科学クリニック院長で、埼玉医科大学、昭和女子大学の客員教授でもある著者は、そのメカニズムについて――――
‹‹耳から入る情報は、実は私たちが思っている以上に大量です。そして耳は眠っているときも働いています。その証拠に、何か不審な物音がすれば、ぐっすり眠っていても目が覚めませんか。睡眠中も休まず働いている耳ですが、難聴になると耳からの情報が減ってしまいます。耳からの情報は、絶えず脳に送られているため、それが減ると脳を刺激する情報が劇的に減ってしまいます。悲しいことに人間の脳は、使っていないと衰えるばかりなのです。
認知症は、加齢に伴う脳の器質的な変化から起こります。これを防ぐには、脳をさまざまな方向から刺激し続けることがいちばんです。なかでも聴覚が脳へ及ぼす刺激は多彩で、感覚器が働いていれば膨大な量の情報が脳へと送られていくので、脳は稼働し続けます。››
本書では、普段あまりケアをすることのない「耳」について、その大切さを説きます。
特徴は以下の通りです。
■ 音とは何か? 音の伝わり方とは? まずは知りたい!耳の仕組みについて
■ 胎内にいるときから死の直前まで人間にとって音はどう聞こえているのか?
■ 五感の中の聴覚の重要性・認知と心理との関係。 聴覚のトレーニング方法
■ 赤ちゃんから老人まで、難聴の種類とその特徴
■ メタボ? 遺伝子? 難聴の原因を探る! 予防・対策はできるのか?
■ 補聴器、人口内耳・・・ここまで来ている! 難聴治療の最先端
各章ごとにポイントとなる点をクイズ形式で出題しているので、楽しみながら読み進めることができます。
そのほかにも、「耳掃除はしてはいけない!」「利き手と同じように利き耳もある」「日本人の耳あかはほとんどがカサカサ系」「ベートーベンはどんな難聴だった?」「耳にもやっぱり抗酸化食品」など気になる話が満載!
耳への健康意識がグンと高まる一冊です。
著/坂田英明
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