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2020.9.10

感染リスクと性欲を秤にかけたとき、人はどちらを優先する?『アンコンタクト 非接触の経済学』

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キーワード: 新型コロナウイルス アフターコロナ 恋愛 経済 政治 AI リモートワーク

感染リスクと性欲を秤にかけたとき、人はどちらを優先する?『アンコンタクト 非接触の経済学』

韓国で大反響を呼んだ7万部のビジネス書が緊急上陸!

移動・対面を禁じられた人類は次なるステージへ!

冒頭のシュールな「マスクキス」写真は、MERSが大流行していた2015年6月19日、韓国の「大邱毎日新聞」の1面トップに掲載されたものです。

伝染病に感染するリスクと性欲を秤にかけたとき、人はどちらを優先するのでしょう。

著者はその様子を観察し続けました。

その結果、韓国では、2020年の2月と3月の「モーテル」に対する検索関心度が、ここ5年間を通じて最低でした。

これは、新型コロナウイルスへの不安が、性欲よりも勝ったことを意味しています。

 

こういった現象はなにも恋愛に限ったものではありません。

コロナ以降、在宅勤務やオンライン会議、ZOOM飲み会など、人と直接的なつながりや接触をもたない文化は急速に広まりつつあります。

そういったニューノーマルの時代について述べた書籍も数多く出版されました。

本書『アンコンタクト 非接触の経済学』が、韓国で注目を集めたのは、それら類似書と大きく視点が異なるからです。

コロナウイルスは一つのきっかけに過ぎない――

じつはコロナ以前から人類は、ひたひたと「アンコンタクト(非接触・非対面)」の時代を迎えていました。

 

«もし「COVID-19」(訳者注:新型コロナウイルスのこと。2019年に発生したためこの名がつけられた)ではなく、「COVID-00」だったらどうだっただろう? つまり私たちが2000年にコロナのパンデミックを経験していたとしたら、どうなっていただろうか? 今よりずっと苦労していただろう。アンコンタクト社会が突如として訪れた変化だと考えてはならない。かなり前から変化は起きており、すでに私たちの日常にも深く浸透していた。それを認知できない人々がいただけである。

産業や経済、社会において、アンコンタクトは進むべき未来の方向であり、これまでもずっと前進を続けていた。ただ、新型コロナウイルスのパンデミックと出会ったことでスピードが加速しただけである。»

(本書「日本の読者に向けて」より)

 

著者がいうアンコンタクトな未来とは、決して人間同士のつながりがなくなるという意味ではありません。

より安全かつ便利な方法で接触するために、人はアンコンタクトを選択するのです。

 

«日常が変われば欲求も変わる。欲求が変われば日常も変わる。アンコンタクトは私たちの日常を変え、欲求を変え、社会を変える。あなたもこの例外ではない。»

(本書「序文」より)

 

今後、アンコンタクトによって社会はどう変わっていくか。

新たに生まれるビジネスチャンスとは?

韓国で「鋭い想像力研究所」の所長を務める著者が分析します。

 

こちらは本書の内容の一部です。

■ 2032年の仮想セックス

■ 声なきショッピングとは?

■ 会食はいらない!?

■ 本物と偽物の区別がなくなる

■ 来たるべき新たな差別

■ 診療所も葬儀もドライブスルー

■ 宗教家はユーチューバーを目指す

■ 富裕層だけが享受する対面サービス

 

この本に提示された新たなトレンドにあなたはついていけるでしょうか?

面倒なコミュニケーションから便利な断絶へ。

政治、経済、恋愛、全ての常識は刷新されます!

 

訳者の渡辺麻土香氏はあとがきでこう述べます。

「恐らく本書を自ら手に取る方々は、私以上にアンコンタクトを活用し、トレンドの変化にも敏感なタイプだろう。アーリーアダプター的な要素もあるかもしれない。個人的には、そんな読者の皆さんが、自分の周りにいる私のようなアナログ人間に本書を推薦してくれたらと願う。本書には、現代を生きる全ての人の目の前に迫る現実的な未来が描かれているから」

 

著者出演のPVはこちら→https://youtu.be/EUPJU_ATotQ

 

『アンコンタクト 非接触の経済学』

著/キム・ヨンソプ 訳/渡辺麻土香

 

【著者プロフィール】

トレンド分析専門家。 経営戦略コンサルタント。サムスン電子、現代自動車、LG、GS、CJ、SK、Lotteなどの大企業や韓国政府の企画財政部、国土交通部、外交部などで2000回以上の講演、ビジネスワークショップを実施した。本書が初の邦訳となる。

 

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