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2021.4.4
池上 彰がアメリカの〝真の姿〟を浮き彫りにする!『池上彰の世界の見方 アメリカ2 超大国の光と陰』
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キーワード: 政治 時事 社会 軍事 教育 アメリカ 池上彰
夢と希望の国か? 格差と分断の国か?
池上 彰による目からウロコの「アメリカ講義」!
混迷を極めた大統領選挙や、燃えあがった「ブラック・ライブズ・マター」運動の背景など、偉大な国・アメリカの〝暗部〟について、どこよりもわかりやすく解説しました!
«私の場合も、アメリカっていいなと思うところと、うんざりするところと両方あります。民主主義の大国であり、言論の自由もある。表現の自由もある。その一方で、国を守るためなら、あらゆることをするという、とても勝手な国でもある。さらに言えば、銃を持つ自由を大切にしようという国でもある。
そして、日本から見るかぎり、ニューヨークやカリフォルニアの人たちは、洗練されていて、差別意識を持っていない人たちが多いのです。一方で、中西部や南部には、いまだに黒人差別を平然とやっている人たちもいる。とてつもない先進国と大変な発展途上国が一緒になっているのがアメリカっていう国なんだ、というふうに考えたほうがいいのかもしれません。»
(本文より)
こちらは本書の内容の一部です。
■ バイデンが大統領になっても米中関係は悪いまま
■ トランプはビッグデータを利用して分断を引き起こした!?
■ 「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」と「ブルー・ライブズ・マター(警官の命も大切だ)」の大きな違いとは?
■ アメリカの憲法は黒人奴隷の存在を前提として制定された
■ 人種差別団体KKK(クー・クラックス・クラン)が日本を絶賛している訳は?
■ なぜコーヒーが熱すぎただけで裁判になるのか?
■ アメリカ大統領は毎朝CIAから説明を受ける
■ アメリカは、日本を含む世界中の通話やメールを傍受している
■ アメリカでは大学に入る時、奨学金が取れないと、卒業時には1千万円以上の借金を抱えることも・・・
東京都立国際高校の生徒たちとの白熱授業を元にして書籍化!
誰もが知る国の、知られざる素顔を徹底解説しています。
日本にとって親密な同盟国であり、大国のアメリカについて再考するきっかけになる一冊です。
〈目次〉
はじめに
第1章 2020年大統領選挙から見るアメリカ
第2章 「二大政党」から見るアメリカ
第3章 黒人差別から見るアメリカ
第4章 司法制度から見るアメリカ
第5章 軍事・外交・諜報から見るアメリカ
第6章 教育制度から見るアメリカ
アメリカ合衆国略年表
おわりに
著/池上 彰
【著者プロフィール】
池上彰(いけがみ・あきら)
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役を務め、わかりやすい解説で人気を集める。2005年NHKを退職し、フリージャーナリストに。数々の大学で講義するほか、テレビでも大活躍中。
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