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2021.11.10

多感で個性的な子どもの潜在的可能性を開花させるコツとは?『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』オンライン研修会も開催!

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キーワード: 子育て 学校 ギフテッド 発達障害

多感で個性的な子どもの潜在的可能性を開花させるコツとは?『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』オンライン研修会も開催!

ギフテッドの強みと弱みにどう配慮し支援すればいいのか?

教育現場では、診断こそつかないが発達障害特性を持っていたり、人との関係は維持できるものの学校生活の枠組みに合わなかったりするなどの傾向がありながらも、知的能力が高いがゆえに理解されない「ギフテッド」と呼ばれる子どもがいます。

彼らは注意をうまく切り替えたり保持したりするのが苦手なため、日常生活や人間関係に困難を抱えてしまうことがあるのです。

その一方で、周囲の大人たちが環境に配慮し適切な支援を行えば、さまざまな潜在的能力が開花する可能性が高まります。

本書では、発達障害のある子どもやギフテッドの相談支援活動を行っている北海道教育大学旭川校教授・片桐正敏氏をはじめとする研究者・実践家が、わが子を気楽に育てるコツについて執筆しました。

 

«私は、子どもの教育や支援に携わる者として、本人の可能性を引き出し、伸ばしてあげたいですし、なるべく多くの自己実現の選択肢を増やす手助けをしたいと思っています。ギフテッドの子どもの支援の場合、本来は学校教育(公教育)の中で、可能性を伸ばすべきだと思いますし、実際アメリカでは、特別支援の枠組みの中で、取り組まれています。

もちろん、学校教育が子どもにとって最良の選択肢でなければ別な選択肢も考えるべきですし、高い柔軟性を持って関わるのが望ましいでしょう。私たち専門家はいつも大上段で偉そうなことを言ったりしますが、そういった態度を慎み、手に取って気軽に読んでもらえるよう比較的わかりやすさを重視しました。»

(本書「はじめに」より/北海道教育大学旭川校教授・片桐正敏)

 

さらに、学校での居場所がないギフテッドの子どもや、その保護者たちも執筆に参加してもらい、いままでのギフテッド教育に足りなかったことや、ギフテッドのこれからなどが、詳しくわかります。

この本のねらいは、子どもひとり一人の特性を見極めて理解し、少しでも保護者が子育てできるようにすることです。

願わくは、子どもにも読んでもらって自己理解が深まるように、イラストやまんがで、直感的に理解し、読みやすく工夫をしました。

 

 

発達障害とギフテッドの違いは?

子どもの潜在的な可能性が開花するタイミングとは?

また、才能をいかすための環境整備のコツとは?

多感で個性的な子どもを支えるヒント満載!

子育てに悩む保護者に贈るギフテッド解説書です。

 

『みんなの学校』木村泰子先生推薦!

「学びの目的は、その子がその子らしく育つこと。それ以外にありません」

 

〈目次〉

巻頭まんが ギフテッドは、配慮や支援が必要な子ども

はじめに

第1章 ギフテッドとは、どんな子ども?

第2章 ギフテッド子育て相談事例集

第3章 ギフテッドの育ち

第4章 保護者を支え、子どもを支える「ギフテッド応援隊」

第5章 学校との関係を、どうつくる?

第6章 ギフテッドと発達障害

第7章 ギフテッドの未来 

おわりに

 

☆ 発刊記念! みんなの教育技術オンライン研修会「ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法」開催!!

【対象】全国の学校の先生方、教育関係者、保護者の方々ほか、どなたでもご参加いただけます。

【開催日時】第1回:11月19日(金) 20:00~21:30 第2回:12月3日(金)20:00~21:30 第3回:12月10日(金)20:00~21:30

※ 回ごとに講師・パネリストが異なります。

※ 本講座は全3回の連続講座です。回ごとの参加も可能ですが、3回連続で受講されることを推奨いたします。

【参加費】各回2000円 

※ 3回同時お申込みで1000円割引(合計6000円⇒5000円)

【参加方法】「Zoom」を利用してオンラインで実施します。締め切り後、お申し込みいただいた方に開催前日までにZoom視聴用のURLリンクとパスワードを送らせていただきます。

【主催】小学館 教育技術編集部・みんなの教育技術

イベントの詳細はこちら▶▶▶https://kyoiku.sho.jp/107434/

 

『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』

編・著/片桐正敏

著/小泉雅彦 、日高茂暢、 富永大悟 、ギフテッド応援隊

構成/楢戸ひかる

 

【編・著者プロフィール】

片桐正敏(かたぎり・まさとし)

北海道教育大学旭川校教授、2011年北海道大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。3年ほど通信制高校の教員を経験した後、大学院へ。国立精神神経医療研究センター精神保健研究所、富山大学大学院医学薬学研究部、浜松医科大学子どものこころの発達研究センターを経て、現職。専門は、臨床発達心理学、発達認知神経科学、特別支援教育。基礎的な研究と併行して、臨床研究も行っている。発達障害のある子どもやギフテッドの相談支援活動も行っている。3人の子どもの父。

 

 

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