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2022.2.11
「読む」ことで世界中を「旅」する。伊集院静著『読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 Ⅲ』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
キーワード: エッセイ 旅 美術 アート スポーツ 俳句 紀行 伊集院静
旅は読書と似ている。
人気シリーズ「旅だから出逢えた言葉」の第3弾が登場しました。
スペイン、アメリカ、フランス、イタリア、イギリス、韓国、日本と世界中を旅し続けてきた伊集院静氏が各地で出逢ったことを、ふと心に響いた言葉で綴ります。
市井の人々、画家、作家、スポーツ選手、権力者をはじめ、書籍、名画などが残してくれた「ひと言」はある時、星のように輝きます。
人生に示唆を与えてくれる珠玉の紀行文集です。
【本書掲載の言葉の一部】
◎「日本、私はあなたとともにある」――セベ・バレステロス
〈スペイン/マラガ、マルベーリャ〉
◎「一度も誉められたことはありません」――松井秀喜
〈アメリカ合衆国/ニューヨーク、宮崎、東京〉
◎「年の始めは、ともかくゆっくりスイングすることだ」――ボビー・ジョーンズ
〈アメリカ合衆国/ハワイ諸島〉
◎「女性が立ち上がった戦いは真の戦いになるものよ」――コルシカ島のホテルの女主人
〈フランス/コルシカ、パリ〉
◎「見つゝ行け旅に病むとも秋の不二」――夏目漱石
〈富士山〉
◎「六月を綺麗な風の吹くことよ」――正岡子規
〈東京/根岸、本郷、日本橋、浅草、イギリス/ロンドン〉
◎「モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである」――ポール・セザンヌ
〈フランス/セーヌ河畔〉
◎「これから私は無になります」――J・M・W・ターナー
〈フランス/パリ、イギリス/ロンドン〉
会員制会報誌「シグネチャー」に10年以上にわたり連載されたエッセイ「旅先でこころに残った言葉」と、現在連載中の「旅と言葉」から41話をセレクトして単行本化しました。
その中には一昨年、生死をさまよう大病を患い、執筆中断という状況から奇跡的に回復し書き上げた、連載再開後(昨年10月)の原稿も収録しています。
«――やはり、叶うとすればバルセロナへ行ってみたいかもしれない・・・・・・。
断定しないのは、今ある幸運よりさらに望みを持ってはならぬと決めたからだ。»
(本文より)
また、連載スタート時からコラボが好評だった長友啓典氏のカラーイラストも多数掲載!
「NEWSポストセブン」掲載の『読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 Ⅲ』についてのコラムはこちら▶▶▶https://www.news-postseven.com/archives/20220128_1720503.html?DETAIL
「P+D MAGAZINE」掲載の『読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 Ⅲ』についてのコラムはこちら▶▶▶https://pdmagazine.jp/works/tabidakara-3/
著/伊集院 静
★ シリーズ文庫版 好評発売中!
«旅は読書と似ているところがあり、初めて読んだ時はその本に書かれてあることが明確に見えないが年を隔てて読み返すと、思わぬ発見があるものだ。人生の経験(失敗でもいいが)を積まないと見えないものは世の中にたくさんある。»
(小学館文庫『旅だから出逢えた言葉Ⅱ』より)
「小説丸」掲載の『旅だから出逢えた言葉 Ⅱ』についてのコラムはこちら▶▶▶https://shosetsu-maru.com/column_editors/2021-06-02
著/伊集院 静
著/伊集院 静
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