人間関係の中で最も重要なのは「自分との関係」

ありのままの自分を受け入れるためにできること。

なぜ人は悩むのでしょう。

心理カウンセラーとして活動する著者に寄せられる相談にはさまざまなものがありますが、多くの場合、「自分を好きになれない」ことが根本的な原因になっているといいます。

人間関係の中で最も重要なのは、「自分との関係」なのです。

«自分を好きになれないことによって、どんな悩みが生じるのでしょうか？

わかりやすいものを、まずいくつか挙げてみます。

 

・自分に自信が持てない

・プライドが傷つきやすい

・劣等感にさいなまれることが多い

・周囲に嫌われていないか不安

・自分を責めてしまう

・自分を卑下してしまう

・自分を恥ずかしく思ってしまう

 

これらはいずれも、自分を好きになれないことを原因とする悩み（症状）なので、〝自分を好きになれない症候群〟と呼ぶことにしましょう。

心当たりのあるものがありましたか？

他にも、〝自分を好きになれない症候群〟で生じる悩みには次のようなものがあります。

 

・他者を受け入れることができない

・無理して人に合わせてしまう

・自分の意見や要望を主張できない

・対人緊張が強く、人といるとリラックスできない

・勝ち負けにこだわってしまう

・自分の生活空間が安全な場所だと思えず、安心できない

・将来に希望を持てない

 

以上、〝自分を好きになれない症候群〟の問題で代表的なものをいくつか挙げてみました。もしも一つでも該当するものがあるなら、この本はきっとあなたのお役に立つと思います。»

（本書「まえがき」より）

 

どうしたら、どんな自分も受け入れて愛せるようになるのか？

10代で自己受容ができず苦しんだ著者が、自らの経験と心理学をもとに、「あなたはあなた以外の者になろうとする必要はない」「あるがままのあなた自身を抱きしめることからすべてが始まる」ことを、温かな言葉で説明していきます。

【本書の主な内容】

■　自己受容とは何か

■　自己受容と自己肯定の違い

■　親の過保護・過干渉が自己受容を妨げる

■　抑圧された感情は「シャドー（影）になる

■　自己受容をするための3つポイント

■ 「ノー」を言うときの2つのポイント

■　心の中の守りになるもの12

■　今の自分を好きでなくても大丈夫

■　子が親に贈れる最高の贈り物

あなたがいまここにいること自体が大きな奇跡であり、それだけでまちがいなく誰かを幸せにしています。

この本を読んだあとには、そのことがきっと腑に落ちることでしょう。

小学館YouthBooks

『自分を好きになれない君へ』

著／野口嘉則 

小学館YouthBooksの特設サイトはこちら▶▶▶https://youthbooks.shogakukan.co.jp/

【著者プロフィール】

野口嘉則（のぐち・よしのり）

心理カウンセラー、作家、オンライン自己実現塾塾長。15歳から対人恐怖症に悩むが、19歳のときに心理学に出会い、これを実践することによって克服する。その後、リクルートへの入社を経て、メンタルマネジメントの講師として独立。1999年に心理カウンセラーとして開業し、2016年からオンライン自己実現塾を開講している。ショート動画（Instagram、TikTok）と音声（Voicy）を中心に、自己肯定感が高まり、人間理解が深まり、人間関係を楽しめるようになるための、心理学ベースの情報を発信中。著書に、ミリオンセラーになった『鏡の法則』(総合法令出版)の他、『「これでいい」と心から思える生き方』『心眼力』『3つの真実』（すべて、サンマーク出版）などがある。

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