豪華特典1
「大長編ドラえもん」の
出発点といえる
2作品を初出バージョンのまま収録!
特典別冊『大長編ドラえもん0(ゼロ)巻』をご紹介!
まず1本は、『週刊少年サンデー増刊』1975年9月5日号に発表された、短編版「のび太の恐竜」。全23ページを当時の誌面からそのまま完全収録します。もちろんカラーページはカラーのまま完全復刻。てんとう虫コミックス『ドラえもん』第10巻に収録された「のび太の恐竜」は、この作品を大幅に加筆修正したものですので、ぜひ比べて鑑賞してください。
そしてもう1本は、『月刊コロコロコミック』1980年1月号から3月号まで連載された、初の大長編ドラえもん「のび太の恐竜」。こちらも当時の誌面から、カラーはカラーのままで、途中の連載扉もすべて完全復刻します。しかも、連載第1回のカラー扉は横長の三つ折り引出しでしたが、それも完全再現します。
なお、誌面復刻に際しては、当時の風合いを損なわないよう、紙の色やインクの色を、特色を用いて再現します。
そのほか、最初の本格的「映画ドラえもん」特集記事「特報!!ドラえもん映画のひみつ」をそのまま再録。「独占連載」をうたった『コロコロコミック』が当時、いかにして現在につながる人気長編映画シリーズを生み出していったか、その熱気と興奮を伺い知ることができます。加えて、連載史を代表的扉絵で振り返る「大長編ドラえもん 作品一覧」、アニメ専門誌から再録の対談など、「大長編ドラえもん」についての重要資料が、この1冊に濃縮されています。
さらに、藤子・F・不二雄が『小学三年生』に書き下ろした自伝的エッセイ「幻灯ロードショー」も収録。いままでのあらゆる単行本に未収録の貴重な文章で、漫画家を目指すきっかけになった、映画へのあこがれや夢が綴られています。
「100年大長編ドラえもん」全17巻と同じ新書判ハードカバーで、全212ページ(予定)です。