『恐怖と戦慄のママカースト。子供をもつことは幸せ? それとも地獄……?』 一流企業で広報をしていた香織は、妊活のために会社を退社することに。そんな時、母校「聖アンジェラ学園初等部」の受験者を増やすべく広報を引き受けて欲しいと校長からお願いされる。広報の世界だったら自分の経験が生かせるのではと引き受けた香織だったが、お受験ママたちの一筋縄でいかない思いの強さに驚かされる日々。 子を思うあまり自分を見失う母親、親の期待に応えようとプレッシャーを抱える子供。母親達の要望に翻弄される香織……悩み闘った末に出した、それぞれの結論は? 子育て中の母親だったら共感するエピソードが満載。読み終わった時に、必ず爽快感が味わえるママ小説! 是非ご高覧ください!
■この本の推薦者 小説家 深沢潮さん
2012年新潮社「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。『ランチに行きましょう』『伴侶の偏差値』『緑と赤』など著書多数。 ●深沢潮ツイッター https://twitter.com/fukazawaushio