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「今のような学校教育はいらない」と語るのは、現代の論客ともいわれるメディアアーティストの落合陽一氏。

「人生100年時代」に本当に必要な教育とは何か? そのヒントは意外なことに、日常の身近なところに溢れています。「学び始めるのに適正年齢はない」「正解か不正解か、ではない」「文系か理系かではなく、まず自分のポジション」「〝自前思考〟と〝複数の柱〟で生き延びる」など、学生、社会人、子育て中の親、定年後に学びたい人まで、本書はあらゆる世代や立場の方に響くものがあります。

落合氏自身の幼児期から今に至る「学び」と「気づき」の軌跡もたどり、時代を自由に泳ぎ続ける〝知の魔法使い〟がどう形成されてきたかも探ります。デジタルネイチャーの時代に身につけておくべきことは?…学び方のヒントがわかる“教科書”です。
読み解くのにはそれなりの〝思考体力〟を要するといわれる落合氏の本の中でも、もっとも平易に開かれているので、入門書としてもぜひ手に取ってほしい一冊です。

Q. 子供に「なぜ学校に行かなくてはいけないの?」と言われたら? A. 「学校に行くべき」という発想を変えてあげましょう

Q. 20代前半までに身につけておくべきことは? A. ロジックでは解決できない佇まいで判断する力を
研ぎ澄ませて

Q. 突出した才能がない人はどう生きていけばいい? A. 複数の柱を生かして限界費用が低いテクノロジーを

1987年生まれ。メディアアーティスト
東京大学学際情報学府博士課程修了、
博士(学際情報学/東京大学)
筑波大学准教授・学長補佐
筑波大学デジタルネイチャー推進戦略研究基盤代表、
Pixie Dust Technologies.inc CEO、
大阪芸術大学客員教授、
デジタルハリウッド大学客員教授、
JST CREST xDiversity代表。
オンラインサロン落合陽一塾主宰。
専門はCG、HCI、VR、視・聴・触覚提示法、
デジタルファブリケーション、
自動運転や身体制御・多様化身体。
「現代の魔法使い」の異名を取り、
今最も期待される研究者として
各界から注目を集める。
著書に
これからの世界をつくる仲間たちへ』(小学館)、
『超AI時代の生存戦略』(大和書房)、
『10年後の仕事図鑑』(SB Creative)、
『デジタルネイチャー』(PLANETS)ほか。