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2016.1.20

松浦弥太郎の“寄り添う言葉”に癒される女子急増中! 『ベリーベリーグッド』

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松浦弥太郎の“寄り添う言葉”に癒される女子急増中! 『ベリーベリーグッド』

「松浦弥太郎の本を読んでから生き方が変わった」。最近、そんな声をよく聞く。彼の言葉には、“上から目線”や“突き放すような冷たさ”がなく、読んでいると、心が落ち着き、素直に受け入れられるという。

「大切な人を思い浮かべて手紙を書くように」

「大好きな人にラブレターを書くように」。

松浦弥太郎氏が文章を書く際、心がけていることは、このふたつ。なるほど、だから、彼の言葉には、読み手の心にそっと寄り添う温かみがある。

 

 松浦氏は2014年12月、多くのファンを獲得した『暮しの手帖』編集長を退き、2015年7月に新メディア『くらしのきほん』を立ち上げた。本著『ベリーベリーグッド』は新しい環境に飛び込み、新しい自分に出会おうとしている彼の“佇まい”が率直に表現された、貴重なエッセイ集だ。本著に綴られた言葉をいくつか紹介する。

 

「いつも大切にしているのは、お客さんの『気』を見て、今日はどんな味を求めているのかを、自分なりに見極めることです」(行きつけのカフェの店員に、おいしいコーヒーを淹れるコツを聞いたときの答え)

 

「今まで恋愛をしたことがあるか? 人を好きになったことはあるか? 一度でもそんな経験があるなら、ひとつも心配することないよ。そのときの情熱を思い出せばいい」(自信を失っていたとき、友人からかけられた言葉)

 

「所作が美しいと、人から好かれ、愛されます。どんな仕事でもお客様から愛されないとやっていけないでしょう」(バー『ラジオ』の店主)

 

「もし自分をやっつけようと思ったら何をするか。成長したいなら、それを考えるといい。みんなそれを知ろうとしないから、なかなか強くなれないんです」(ある人との会話の中で)

 

 自分の中で何かが大きく変わろうとしているとき、人間のアンテナは敏感になり、新しい“気づき”と遭遇する。あなたの人生に、この先ずっと寄り添うことになる言葉が、きっと見つかる一冊。

 

『ベリーベリーグッド』

著/松浦弥太郎 

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