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2016.2.25

中国とドイツが"最凶タッグ"を結成!? 真壁昭夫教授発、悪夢の予言書『VW不正と中国・ドイツ経済同盟』に記された恐怖のシナリオとは・・・?

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中国とドイツが"最凶タッグ"を結成!? 真壁昭夫教授発、悪夢の予言書『VW不正と中国・ドイツ経済同盟』に記された恐怖のシナリオとは・・・?

「21世紀は中国とドイツの時代だ。米国主導の世界運営が行き詰まり、一極集中から多極化へ世界の在り方は変わりつつある。(中略)米国に代わるスーパーパワーの誕生が予測され、そうした動きが世界経済に与える影響やシナリオを考えなければならない時、やはり、この2国を軸に考えることが妥当だと筆者は考える」

 

『報道ステーション』『ミヤネ屋』ほか多くのニュース情報番組に出演している信州大学の真壁昭夫教授は、中国とドイツという世界第2位と第4位の経済大国が強力タッグを組み、米国に代わる新たな「世界の基軸勢力」になっていくと予測しています。

 

 上海市場の急落、サウジアラビアとイランの国交断絶、原油安に日銀マイナス金利、そして人民元の急落・・・2016年の世界経済は、波乱の幕開けを迎えました。その中心にあるのは中国です。世界は中国に振り回されています。中国経済に減速懸念があるから、株価は世界的に不安定となり、各国経済は不透明感を増し、日銀はさらなる金融緩和策に追い込まれました。今や中国経済は世界経済の最大リスクなのです。 

 

 真壁教授によると、今、その中国がドイツに急激に接近しているそうです。実際、フォルクスワーゲン(VW)の中国進出やAIIB(アジアインフラ投資銀行)へのドイツの参加など、すでに中国とドイツは蜜月関係となり、さらに「2015年9月に発覚したフォルクスワーゲンの排ガス不正(VW不正)が、今後さらに両国の結びつきを強め、『中国・ドイツ経済同盟』が誕生していく」と予測しています。

 

  では、このタッグがなぜ危険なのか? 本書のサブタイトルにあるように「世界経済の支配者か、破壊者か」になるのでしょうか。真壁教授は、中独が世界経済の支配者に近づいていくシナリオを予想し、「残念ながら破壊者になる可能性も高い」としています。

 

 これまでも中国はドイツの自己中心的な振る舞いをかばい、ドイツは中国の暴走・横暴を黙認してきましたが、経済同盟となれば、中国とドイツはますます増長し、互いの覇権主義が強化。その結果、世界経済は調整機能を失い、世界的なブロック経済化や新たな中国リスクの発生を招き、世界恐慌の可能性を否定できない状況に追い込まれる可能性あり。 つまり、中国・ドイツ経済同盟は、"最強"にして、"最凶"の勢力となりえるということです。

 

 この新たな巨大勢力の誕生で、世界経済はどこに向かい、日本はどう進むべきなのか? はたして悪夢の予言は実現してしまうのか? あなたはどう考える? 中国とドイツを主役に、まったく新たな視点から世界経済を描いた力作! 中国経済の実態に興味がある人、世界経済の将来に不安を覚える人、必読の預言書です。

 

『VW不正と中国・ドイツ経済同盟

~世界経済の支配者か、破壊者か~』

著/真壁昭夫

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