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2016.3.16

人生も、旅も、一歩奥に入ると、面白いことがある! 酒井順子×ほしよりこ Presents"ゆる旅エッセイ" 『「来ちゃった」』

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人生も、旅も、一歩奥に入ると、面白いことがある! 酒井順子×ほしよりこ Presents"ゆる旅エッセイ" 『「来ちゃった」』

 エッセイは酒井順子さん。絵は『きょうの猫村さん』で知られる漫画家・ほしよりこさんが担当。思わず「来ちゃった」とつぶやいてしまうような、ディープなスポットをほのぼのと巡る、月に1回×3年間+α、国内旅35+海外旅3か所、計38の旅の記録を完全収録!

 

 ふたりが目ざしたのは、「出生率1位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」etc….ど真ん中よりも端っこへ。限りなくニッチなデスティネーション(目的地)ばかり。行った先ではリュックひとつ背負って、灼熱の太陽に焼かれながらサトウキビ畑のなかで自転車をひたすらこいだり、藁ぞうりに白手袋をはめ、ロープにつかまって岩をよじ登ったり、船酔いで顔面蒼白になったり・・・。

 

日本一周はとっくにクリアし、「来ちゃった」取材当時は日本2周目から3周目くらいだったという酒井さん。そんな彼女がほしさんを誘ったのは、北は北海道・稚内から南は沖縄県・多良間島まで、普段なかなか足を運ばないようなところばかり。あたりまえの観光地もいいけれど、そこから一歩奥に入ったところにこそ、面白いスポットがある。また、有名観光地でも、何かしらテーマを決めていくと、違ったものが見えてくると、旅の達人、酒井さんが教えてくれます。

 

 文庫化に際し、2015年に旅したばかりの「インド マハラジャ・エクスプレス紀行」と、「酒井さん×ほしさん 文庫化記念特別対談」を新たに収録。あたりまえの観光地を訪ねる旅にはもう飽きてきた大人女子の皆さん、今度はこんな渋い目的地へ、ゆるーい旅をしてみませんか? 電子書籍版ではイラストがなんとカラーに! ほしさんならではの、水彩の繊細なトーンが美しいこちらも、要チェックです!!

 

小学館文庫

『「来ちゃった」』

文/酒井順子  画/ほしよりこ

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