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2016.4.14
「個」で勝負をかけ、「個」で世界を変えられるこの時代、ビジネスチャンスはあなたの内側にある! 『「0から1」の発想術』
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「誰にでもビジネスチャンスがある」
「個」で勝負する新しい【紀元】がやってきた!
誰でも「発想1つ」で新しいビジネスを生み出せる時代の到来! 「スタートアップ」に沸き立つビジネス界では、「無」から「有」を作り出すという意味の「ゼロイチ」「ゼロワン」という言葉が、注目されています。
「20世紀のビジネスの3要素は『ヒト・モノ・カネ』と言われたが、それが今や『クラウドソーシング』『クラウドコンピューティング』『クラウドファンディング』という『3つのクラウド』で代替できるようになり、少人数でも(極端に言えば1人でも)、あるいは設備や資金がなくても、新たなビジネス展開ができる時代になった」
『「0から1」の発想術』の著者・大前研一氏は、かつて、1985年、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツがウィンドウズ1号を世に送り出したとき、「AG(After Gates)1年」であると位置づけました。それはまさに、新たなネットワーク時代の幕開けでした。
それから30年後の2015年、「3つのクラウド」が登場したこの年は、新しい時代の幕開けとなる「紀元の年」だったと大前氏は分析しています。
「私は最近、興奮が止まらない。今ほどビジネスチャンスが溢れている時代はないと考えるからだ。そういう時代に巡り合った若い人たちを、うらやましく思うくらいである」
しかしながら、多くの大学やビジネススクールでは、時代遅れの事例を基に「ケース・スタディ」を行っており、超高速で変化する時代についていけてないそうです。では、リアルタイムの「ケース・スタディ」とは、具体的にどのようなトレーニングをすればいいのか?
大前氏は、マッキンゼー・アンド・カンパニー時代から40年余りの経営コンサルタント人生の中で独自に編み出した「無」から「有」を生み出す11の発想法を紹介しています。
① SDF/戦略的自由度 (Strategic Degrees of Freedom)
② アービトラージ (Arbitrage)
③ ニュー・コンビネーション (New Combination)
④ 固定費に対する貢献 (Contribution to the fixed cost)
⑤ デジタル大陸 (Digital Continent)
⑥ 早送りの発想 (Fast-Forward)
⑦ 空いているものを有効利用する発想 (Idle Economy)
⑧ 中間地点の発想 (Interpolation)
⑨ RTOCS/他人の立場に立つ発想 (Real Time Online Study)
⑩ すべてが意味することは何? (What does this all mean?)
⑪ 構想 (Kousou)
本書では、このほかにも実践編として4つの発想法を紹介している。それぞれの発想法プラス実践法を詳しく解説! 「あなたが変われば、世界が変わる!」。「一個人」が世界を変え、「個」で戦わなければいけなくなった今、身につけておきたいスキルがつまった一冊です。
『「0から1」の発想術』
著/大前研一 定価:本体1,400円+税
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