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2016.7.25
「情熱大陸」(7/24放送)でも紹介! 世界が注目する【ふじようちえん】のひみつが、1冊に!
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いま注目の、“世界でもっとも楽しい幼稚園”
「ふじようちえん」をご存じですか。
1971年に設立の、東京都立川市にある幼稚園です。
この幼稚園、“世界でもっとも楽しい幼稚園”ともいわれ、国内外から、そしてグローバル企業からの視察が殺到する、いま注目の超有名幼稚園なのです。7月24日の「情熱大陸」(MBS・TBS系)で紹介されるなど、メディアで取り上げられることも多いので、ご覧になったり耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
園舎の建築を手がけた手塚貴晴が、海外のプレゼンテーションイベント「TEDトーク」でこの園を紹介するや否や、世界的にもその名が知られ、教育・建築・行政・企業問わず様々な分野、そして世界各国からの視察が殺到しています。
アイディアマンであり型破りな園長先生・加藤積一による、はじめての著書。その独特な形状の園舎建築や高く評価されている幼児教育、子育てで大切なことをまとめました。
「ふじようちえんメソッド」がわかると同時に、日々の子育ての悩みに真摯に答える、ユニーク園長の奮闘記でもあり、読み物としても楽しめる素敵な1冊です。
なぜ“世界で最も楽しい幼稚園”といわれているのか
まず、この園の特徴はその外観にあります。
園舎は、ガラス張りのドーナツ型。屋上を子どもたちが駆け回るのですが、行き止まりがなく、遮るものがないので、どこにいてもみんなと繋がっている安心感そして一体感があります。園長の想いを、クリエイティブディレクターの佐藤可士和がディレクションし、建築家の手塚貴晴・由比夫妻がデザインしました。
また、園舎外観ばかりに目が行きがちですが、内装のアイディアや、自然と調和した工夫が随所に見られます。園舎そのものが見事に、子どもたちが育っていくための“道具”になっているのです。
そして、園長先生が大事にしている「子どもたちが本来持っている“自ら育とうとする力”を存分に発揮させてあげる」という、モンテッソーリ教育をベースに、現代ライフスタイルに根ざした新しい子どもの育て方を提案。心ゆたかに育つために大切なことを伝えます。
ほかにも、本書では、日々子どもたちと接しているなかで感じたことや、具体的な例を挙げて子育ての悩みの解決法を紹介しました。
「木から落ちる子は最初から登りません」
「子どもは自分のできる限界を知っている」
「雑音の中での集中力こそが一生使える集中力」
「教えなければ教えないほど学ぶのが子ども」
「子どものときしっかり子どもをすると、しっかりした大人になる」
そう、“かつて子どもだった”大人へのメッセージになっていますね。
私たちの仕事は、子どもを育てること。地道に毎日毎日、コツコツと子どもたちの育ちに寄り添うことこそが、幸せな未来をつくることにつながるものと信じています。この私たちの仕事への姿勢を料理で例えるならば、特別な料理ではなくて、毎日毎日、変わることなく白いご飯を一所懸命に炊いているようなものなのです。
この姿勢は、開園以来、いまでもそうですし、これからも変わることはありません。
どうぞ、いままであまりお伝えしていない、ふじようちえんのひみつをお楽しみください。
────本書「はじめに」より
『ふじようちえんのひみつ
世界が注目する幼稚園の園長先生がしていること』
加藤積一・著
定価:本体1,500円+税 2016年7月22日発売
【著者プロフィール】
加藤積一(かとう・せきいち)
1957年東京都立川市生まれ。法政大学社会学部卒業。一般企業勤務から会社経営を経て、ふじようちえん園長に就任。多くの社会経験と子を持つ親としての目線で、幼児教育の重要性を伝えている。東京都認証保育所「スマイルエッグス」、託児所「スマイルキッズ」も経営している。
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