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2016.8.9

人生の豊かさを決めるのは、頭の良し悪しよりも○○○○。『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』

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人生の豊かさを決めるのは、頭の良し悪しよりも○○○○。『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法』

勉強はなんのためにするの?

将来、なんの役に立つの?

 

 ふつうの主婦が、人を殺めて服役中の無期懲役囚と文通をする。しかも、高校生の娘サヤカと中学生の息子ヒロキにもすすめる。いじめられ、自信をなくしたサヤカ、いつか「SASUKE」に出たいというヒロキ。姉弟が無期懲役囚の往復書簡から「生き方」を学ぶ「真実のストーリー」。

 

 この本の著者のうちのひとり、美達大和氏は2件の殺人により服役する無期懲役囚。真摯に反省し、自分への罰として仮釈放を放棄している。彼はこれまでに数万冊を読破、月に100冊以上は読む"本の虫"で、『人を殺すとはどういうことか』(新潮社)、『死刑絶対肯定論』(新潮新書)などの著作がある。

 

 勉強はなんのためにするのでしょうか? という女子高生サヤカの問いに、美達大和氏は説く。

 

  ‹‹世の中は楽しいこと、好きなこと、

簡単なことばかりではない。

そのようなときに、

『何にでも平然と取り組める、解決できる、

忍耐強く続けられる』という能力を

養うための訓練が勉強››

 

 そして、勉強がなんの役に立つのか? という問いに、

 

  ‹‹いくら頭がよくても、

すぐに投げ出す人、ムラのある人、

何かをやり遂げたという成功体験のない人は、

自分の能力を有効に使うことができません。

結果として、自分で考えていたよりも

つまらない人生で終わってしまうことが多いと思ってください。

人間の業績や成果は、頭のいい悪いより、

どのように取り組み続けたかということで決まります!

成功の秘訣は、決して派手なことではなく、地味なことです››

 

 と返し、姉弟に「自分の心と体を鍛える大切さ」を伝えていく。

 

したい人、10000人。

始める人、100人。

続ける人、1人。

 

 生まれつきの才能だけでは、仕事も人生も決まらない。サヤカは勉強、ヒロキは運動、それぞれへの取り組み方を通して無期懲役囚が導く99.99%の人がやらない成功の法則!

 

小学館文庫プレジデントセレクト

『女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法

知的すぎる無期懲役囚から教わった99.99%の人がやらない成功法則』

著/美達大和  著/山村サヤカ、ヒロキ

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