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2017.2.22
日本一の猫作家が蒐集した貴重な “猫グッズ” と "猫屋敷の内側" を本邦初公開! 『500匹と暮らした文豪 大佛次郎と猫』
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キーワード: アニマル 猫 作家 写真 エッセイ
"猫好き"と"猫好きを愛す人"のためのバイブル登場!
「鞍馬天狗」「パリ燃ゆ」「赤穂浪士」などの小説で知られる
作家・大佛次郎(1897~1973)。
愛猫家としても知られ、猫について書いた読み物は約60編!
童話「スイッチョねこ」や、猫にまつわるエッセイをまとめた「猫のいる日々」は
現在も読み継がれているロングセラーです。
そんな大佛の私生活はもちろん、猫まみれ!
‹‹来世というものがあるかどうか、僕未だにこれを知らない。
仮りにもそれがあるならば、そこにもこの地球のように
猫がいてくれなくては困ると思うのである。
いないとわかったら、僕の遺言のうち一番重要なくだりは、
厳密に自分の著作を排斥して、好むところの本と猫とを、
僕の棺に入れるように要求するに違いない››
「猫は僕の趣味ではない。いつも間にか
生活になくてはならない優しい伴侶になっているのだ」
と語る彼の家には常に10匹以上の猫がたむろしていて、
生涯で一緒に生活した数は500匹以上といわれています。
本書『500匹と暮らした文豪 大佛次郎と猫』では、
彼が愛でた300点にものぼる猫グッズのなかから、
招き猫、眠り猫、西洋猫・・・など、現在ではお目にかかれない
国内外の猫の人形を、すべて撮り下ろし!
また、自身が撮影した猫の写真、猫友達だった画家・木村荘八から
譲り受けた猫の浮世絵・おもちゃ絵などから厳選し、
心温まるエッセイとともに収録しました!
ほかにも
・ 奥さんの談話による「愛猫の飼い方と慣らし方」
・ 「スイッチョねこ」のさまざまなバージョンの挿絵、
・ 養女の野尻政子さんが語る「猫屋敷の内側」
などなど、貴重な資料満載!
これまでほとんど公開されてこなかった猫コレクションの全貌が明らかに!
『500匹と暮らした文豪大佛次郎と猫』 監修/大佛次郎記念館
☆2月22日猫の日から開催決定!
【大佛次郎×ねこ写真展2017】
場所:横浜/大佛次郎記念館
日程:2月22日(水)~3月20日(月・祝)
☆生誕120年企画展
【大佛次郎と501匹の猫】
場所:横浜/大佛次郎記念館
日程:7月13日(木)~11月12日(日)
場所:栃木/那珂川町馬頭広重美術館
日程:前期9月15日(金)~10月22日(日)
後期10月27日(金)~11月26日(日)
☆こちらもオススメ!
・猫の日に、猫でひもとく、猫がつくった国にっぽん! 『サライ 3月号』
・文明開化に喜んだり、戸惑ったり・・・明治時代の「にゃんこ」の世界へようこそ! 『ねこのおもちゃ絵』
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