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2017.5.19
【5月の小学館文庫から-趣味・教養編】仲卸がつくる魚料理、エリート校を凌ぐ最先端教育、小説を書くことのすべて、気づきの金言集~。
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
キーワード: 趣味 教養 グルメ 食 ビジネス 教育 文章読本
築地の仲卸が自宅でつくっている料理を教えてもらいました!
魚のすべてを知り尽くした築地の仲卸が
自宅でつくっているおかずは、とびきり旨いものばかりだった!
月刊誌「dancyu」連載の「築地、魚河岸、旬ばなし」から、
仲卸が自宅でつくっている簡単でおいしいおかずと、
四季折々の魚市場を描いたエッセイを収録!
・夏 アジの焼き南蛮、とろけるウニのパスタ、カリカリジャコ豆腐、うなきゅうパパッとちらし・・・
・秋 サンマの有馬煮、スダチ薫るスルメのワタ和、カマスの干物とほうれん草の酢醤油・・
・冬 黄身醤油をまとった官能のヅケ東丼、キンメとゴボウのあら煮、本格イトヨリ清蒸・・・
・春 ワカメとジャコのヘルシー炒め、蒸らすだけの簡単お手軽タイご飯、ホタルイカのパン粉揚げ・・・
どれも簡単で素晴らしくおいしい料理ばかりなので、ぜひチャレンジしてみてください!
魚河岸のこと、魚のことなど、旬の話がわかって魚料理の達人にもなれる一冊です。
著/福地享子
子供たちを伸ばす場で芥川賞作家が見たものとは?
「運転士」で芥川賞を受賞し、「モナの瞳」「私を忘れないで」など数々の作品を発表。
キレる老人を考察した「暴走老人!」などノンフィクション作品も定評がある著者が、
辞書引き、小説創作、音読・暗唱、そろばん、右脳開発、コミュニティスクール、中国語など・・・。
さまざまなメソッドを駆使してユニークで新しい教育に挑戦している学校を突撃取材!!
‹‹当時、取材にあたっては、全国にある無数の学校から、
その内容を吟味しいくつかをリストアップしました。
名の通ったエリート校ではなく、ユニークで新しい教育に
挑戦している学校がリストに残りました。
それらはすべて、あのころの教育現場におけるエッジ=最先端に
位置していました。だからこそ、あらためて文庫本として、
皆さんにこの本を届けるべきだと確信したのです。
考えてみれば、取材当時は新世紀のスタート地点、00年代でした。
それは同時に、戦後長く続いた教育の仕組みに
根本から疑問が投げかけられた時期でもあります。
そのときすでに、新世紀にふさわしい教育の息吹が芽生えていたのです››
芥川賞作家が考える選ぶ学校、選ばれる教育とは何か?
理想の教育について考えるきっかけになる一冊です。
『日本の隠れた優秀校 エリート校にもない最先端教育を考える』
著/藤原智美
小説名人・佐藤正午が語る「小説を書くこと」についてのすべて!
小説巧者として知られる作家・佐藤正午さんはいかにして作品を"つくって"いるのか?
そんな疑問を直接ぶつけるインタビューが、前代未聞の形式で実現!
面と向かって話す機会もナシ、事前の打ち合わせもいっさいナシ、
メールのやりとりのみの「書くインタビュー」第3弾!
最新作「月の満ち欠け」の執筆開始から第一稿完成までとまったく同じ時期、
小説名人・佐藤正午が語っていた、「小説を書くこと」についてのすべてを収録しています。
20年ぶりに長編小説の書き下ろしをはじめた作家。
連載ではないので、「書いても書いても原稿料を貰えない」現場では、
自身の台所事情とは別に、「小説を書くこと」について、いろいろと思うところも・・・。
‹‹「作家はいざパソコンを前にキーボードを打ちはじめると
──いったん物を書く現場の時間の流れに入ってしまうと──
原稿料のことなど忘れてしまいます。
自分が書いている原稿を、より良いもの、より読ませるものにするために頭を使います。
エッセイでも書評でもそして小説でも、何でもおなじです。
読まれ方はどうあれ、書くほうは、何を書くにも絶対に力を抜いたりはしないんです。
そうしないと物を書く張り合いがないからです。
力を抜いたりすると、抜いたとたんに、物を書くことに何の面白みも見出せなくなるからです」››
佐藤正午さんならではの皮肉とユーモアをまじえた"回答"のなかに、
創作の現場での本音も覗けます。
"書く"ことに特化した異色の「文章読本」です。
『書くインタビュー [3]』 著/佐藤正午
50万部「求めない」の著者が遺した珠玉の金言集!
現代社会であえぐ私たちに優しく語りかけてくれた加島祥造さん。
本書は加島さんが、生前最後に手がけた本となりました。
晩年は自然を愛し、伊那谷で暮らしますが、生まれは東京、落語を愛する下町っ子。
そんな加島さんの講演会は、いつも笑いが溢れ、親しみのある雰囲気に包まれていました。
本書は、数多くの講演会から100の名言、名フレーズをセレクト、
文章では出合えない本音の語りが飛び出します。
これはその一部です。
‹‹僕の声を通じて、僕の全体の何かがあなた方に伝わるようにと思っているんです››
‹‹自分の内側にある富をどれだけ掘り出し、表現し、人に喜びを与えるか。それこそが大切なんです››
‹‹自分の愛するものを愛し、したいことをすればいい››
そばに置いて、お好きなページからめくってみてください。
失敗や不幸を喜びや発見に変えていく、知恵と勇気の言葉が飛び出します。
『毎日をいきいきと生きる100のヒント』 著/加島祥造
★こちらもオススメ!
1冊まるごと、見たことも聞いたこともないごちそうがずらり! 『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』
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小説巧者に訊く前代未聞のインタビュー読本!『書くインタビュー [1]』
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