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2017.9.19
百歳の現役医師・高橋幸枝先生が語る「昨日よりも若くなる暮らし方」。『そっと無理して、生きてみる 百歳先生の人生カルテ』
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キーワード: 終活 健康 ヘルスケア 人生相談
30代で医師となり、50歳で病院開設。
80歳で絵画を始め、90代で海外旅行。
ベストセラー「100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減」の著者で、百歳の現役医師・高橋幸枝先生が、悩まず、元気に生きるヒントを伝授します!
‹‹振り返ってみれば、医者の家系でもない私が30歳近くになって医学部に入り直し、50歳でここ秦野に病院を建ててから50年が経ってしまいました。
その間、いろいろなことがありました。経験がない病院経営のことを一つひとつ教わり、自分なりにも考え、それでも失敗を繰り返してきました。
けっしてあっと言う間ではない50年という歳月をなんとかやってこられたのは、その時々でいい人たちに巡り合えたからこそです。ひとりでは何もできなかったでしょうね。
一生懸命やっていると、不思議とだれかが助けてくれるのです。
頭で考えるだけでなく、行動に移してきたからこそ今があるのだと思っています。みなさんも、あまり思い悩まずに行動してみてください。世の中、やってみないとわからないことだらけだと思いますよ。行動することで、きっと、思わぬチャンスに巡り合うはずです。
そして思ってもみなかった明日が見えてくるはずです››。
高橋先生の健康の秘訣は、毎日の階段の上り下りに、80代からはじめた毎晩1合の晩酌。
頭の健康には「数独」、難問もなんなくクリアできます。
「認知症対策には日記がいい」「けがで入院したら、〝年だから無理しない〟など思わずにがんばってみる」など、実体験から得た具体的なヒントが満載です。
シニアの方の中には、家に閉じこもっている方も多いようですが、そんな方々に向けて、<80歳以下の若い人へのメッセージ>と題した章を設け、「80歳以下なんて、若いのだから何でもできるわよ」と発破をかけてくれます。
最終章では、人生のしまい方についても言及。
思い出の品を手放すことの意義や、物だけでなく〝思い〟も残さないように、会えるときに友人と会っておくことの大切さもそっと教えてくれます。
本書では高橋先生のこれまでの人生も語られており、この部分も見逃せません。
高橋先生は、もともとは海軍省のタイピストで恵まれた生活を送っていました。ところが、ある牧師さんに感化されて退職、ボランティアの仕事を手伝うようになり、その後、一念発起して、30代半ばにして医師となりました。
どう生きたら「いい人生だった」と思えるのか? 高橋さんはこのように言っています。
‹‹私は結婚もしなかったし、子どもがいるわけでもありません。両親に育てられた時期などを除けば、人生の長い期間、ひとり暮らしでした。そのせいもあってか、周囲のみなさんから「ずっとひとりでかわいそうに」と同情されることがあるのですが、自分では同情されるほどかわいそうな人生ではないと思っています。
もっと言えば、自分の人生がどうだったとかはあまり考えないほうです。「がんばってきたな」と思うこともあまりありません。「あのときこうしていればよかったな」と思うことはありますが、そのことばかり考えるようなことはありません。
ただ、ひとつ言えるとしたら、人生はやはり、「終わりよければすべてよし」なのかもしれませんね。人生の後半が楽しいほうがいいと思います。››
百歳の医師・高橋先生は、これまでどんな人生を歩んできたのか?
何歳になっても、今を楽しく生きる秘訣は?
あれこれ実践したくなる金言が満載の、読めば若返った気持ちになる一冊です。
著/高橋幸枝
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