お知らせ

2016.4.20

日本№1ハッカーが警鐘を打ち鳴らす! 「スマホを使う=情報垂れ流し」の実態とは・・・?『Googleが仕掛けた罠』

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

日本№1ハッカーが警鐘を打ち鳴らす! 「スマホを使う=情報垂れ流し」の実態とは・・・?『Googleが仕掛けた罠』

日本№1ハッカーが警鐘を打ち鳴らす! 「スマホを使う=情報垂れ流し」の実態とは・・・?『Googleが仕掛けた罠』

 

 タレントのLINEトークはなぜ流出したのか?

 

 ある芸能人どうしのLINEのやりとりが漏れ、それがきっかけでふたりの不倫が発覚した出来事を覚えている人も多いのではないでしょうか?

 

 はたして、タレントのトークはどうやって流出したのか? 『Googleが仕掛けた罠』の著者で、経済産業省主催の"ホワイトハッカーコンテスト"で優勝した経験を持つ情報セキュリティの専門家・杉浦隆幸氏が、その手法について、6つの仮説をあげています。詳しくは本書に譲るとして、この出来事は、決して対岸の火事ではありません。スマホを使うだけで、"あなた"に関する情報が漏れているのです。

 

 旅行がしたいとネットでいろいろ調べていたら、ふと訪ねたウェブサイトサイトの広告に格安航空券の広告が表示されたり、ダイエットについて調べていたらフィットネスジムや健康器具の広告が表示されたり・・・。

 

 じつはこれ、"あなた"のネット上での行動が筒抜けになっているという証明です。

 

 スマホのアプリを使い、パソコンで何かを検索する。あるいはあちこちのウェブサイトを見たり、メールやSNSを使ったり、動画を見たり買い物をしたりすると、そうした行動履歴は、スマホやパソコンの本体だけでなく、インターネット上でいろいろな国の、いろいろな会社の、いろいろなところに保存されます。スマホやパソコンが"あなた"という人物にまつわる情報を膨大に蓄えているのみならず、それらを使うと、"あなた"の行動に関する情報は、知らないうちに発信されているのです。

 

 さまざまな調査によれば、スマホやパソコンを使うだけで情報がダダ漏れていることを意識している人はごく一部に限られます。スマホやパソコンも、情報化社会においては欠かせない存在になっていますが、一見、無料で得られるサービスでも、必ずなんらかのかたちで、誰かが代償を支払う必要があるのです。手のひらの上で得られる利便性の裏側には、自分の情報がダダ漏れるリスクが潜んでいると言ってもいいでしょう。

 

 ハッカーが伝授する究極の個人情報防衛術!

 

 Google、LINE、Facebook・・・杉浦氏は本書の中で情報ダダ漏れの現状、盗まれた個人情報の使われ方、サイバー戦争、ネット犯罪の手口を明らかにし、個人情報を守る心構えと防衛のテクニックを伝授します!

 

 その防衛術を一部紹介すると・・・

 

1. OSやソフトウェアのバージョンを最新にする。

 

2. ウイルス対策ソフトを使う。

 

3. 身に覚えのない添付ファイルやサイトは開かない。

 

4. パスワードの管理を徹底する。

 

 これらは、ある程度知られた対策法ですが、本著では、さらに情報セキュリティの専門家ならではの、とっておきの情報漏洩対策を披露!

 

 すべてのスマホ、パソコンユーザーにとって、強力な武器となる一冊です!

 

小学館新書

『Googleが仕掛けた罠』

著/杉浦隆幸

関連リンク